本ページでは、マッチングアプリ駆け込み寺で、マッチングアプリを利用したことがある男性119人、女性162人、併せて281人に実施したアンケートの結果とそれに関する考察やマッチングアプリのおすすめの利用方法を掲載しています。
目次
■今回のアンケートをもとにしたマッチングアプリのおすすめの利用方法
本ページの情報はとても多いため、先にこれらの結果をもとにしたマッチングアプリの利用方法をお伝えします。
理由などについては、本ページを読み進めることでおわかり頂けると思います。
1.男性
お付き合いする相手を見つけたい場合、男性は、
を心がけると良いでしょう。
ペアーズ基本情報
- 使っている人が非常に多い(累計会員数は1,500万人)
- 無料会員でもマッチング、一通目のメッセージが可能
- 検索機能が充実(10km以内などの近場の人も探せる)
- コミュニティ機能で趣味の合う相手を探せる
会員数が非常に多いため、様々な人に会いたいという方や、地方在住にもおすすめです。
ただ、業者などがいる可能性があるため、慎重に利用する必要があります。
良い口コミ | 彼氏ができた(かえでさんB、かえでさんC、りんごさん、ナナコさんA、ナナコさんB、ミミさん、シナモンさん、ねこさん、マオさん) 彼女ができた(かずさん、フジトさん) 結婚した(あいさん、れおなさんB) 年収や見た目の条件が良い方が多かった(かえでさん) |
悪い口コミ | ヤリ目がいた(ナナコさんE、ナナコさんF) パパ活相手ができてしまった(れおなさん) 恋人になれなかった(亜美さんA) 初対面でいきなり手を掴んで告白してきた(まる猫さん) 登録している男性が多すぎる(トモエさん) |
月額料金 (一ヶ月プラン) |
3,590円 (ウェブ決済の場合) |
目的 | 婚活、恋活 |
評価 (App Store) |
4.2 (208,514件) |
評価 (Google Play) |
3.3 (19,685件) |
2.女性
お付き合いする相手を見つけたい場合、女性は、
を心がけるとよいでしょう。
with基本情報
- 1日に約10万組がマッチング
- 心理学、統計学を元にして相手を探せる
- AIがメッセージが続くようにアドバイス
心理テスト自体が楽しいという人もいますが、それを元に算出してくれた人との相性は微妙という方もいます。
■アンケートに回答した年代
本アンケートは、「マッチングアプリを利用したことがある男女」を対象に実施しました。
はじめに、アンケートに協力してくださった方の年代を男女に分けて掲載します。
アンケートに答えてくれた男性は119人で、多い順に
- 30代(47.9%)
- 20代(31.1%)
- 40代(16.0%)
でした。
また、最年少は18歳、最年長は64歳、平均年齢は33.5歳でした。
アンケートに答えてくれた女性は、162人で、多い順に
- 20代(43.8%)
- 30代(37.0%)
- 40代(16.0%)
でした。
また、最年少は19歳、最年長は57歳、平均年齢は32.1歳でした。
■マッチングアプリを利用したきっかけ
マッチングアプリを利用したきっかけを自由形式で書いていただき、それをいくつかに分類してまとめました。
マッチングアプリを利用し始めたきっかけとして、男女どちらも「今の状況では新しい出会いがないから。新しい出会いがほしいから。」「友人、知人に勧められて」「恋人がほしくて(恋活)」という方が多かったです。
また、恋活を目的としてマッチングアプリを利用し始めた方は男女ともに20%を超えてるのですが、その先の結婚を見据えてマッチングアプリを選んだ方は(つまり婚活目的)、男性2.5%、女性が13.6%と大きく異なりました。
ちなみに、2.5%と少数ではあるものの、男性側には「セフレがほしい。都合の良い相手がほしい。」などの体目的(ヤリ目)の方々がいました。
くらき
「体目的」と書いた方は、マッチングアプリを出会い系アプリと混同して回答した可能性もありますが、マッチングアプリを利用するのであれば、そのような目的での利用はマッチングアプリの利用規約に違反するマナーの悪い使い方なので控えてほしいですね。
回答男性119人
その他(出会った相手と長期的な関係を築くため、使いやすさを確認したかった。/他国の人と知り合いたかった。/たまに一人が物凄く淋しくなって落ちた時に刺激が欲しかった。/結婚相談所はお金が高いため。/規模が大きく、信頼できると思ったから。)
回答女性162人
その他(サクラのバイト/デートしたい/なんとなく/気晴らし)
たかはし
女性のその他の中には、なんと「友人の誘いでサクラのアルバイトをした」と書いている方がいました(その方にインタビューを申し込んだところ、残念ながらお断りされてしまいました。)。
■利用したことがあるマッチングアプリ
利用したことがあるマッチングアプリ(複数可)を男女別でお伺いしたところ、男女ともにペアーズがダントツで多く、男性は半数に近い46.2%、女性は61.1%もの方が利用していました。
男性 | 女性 |
くらき
男性にTinderの利用者が多いのは、「無料でメッセージを送ることもできる」ため、気軽に始められるからだと思われます。
一部のマッチングアプリを除いて(TinderやTantan)、男性はメッセージのやりとりをするために月額4,000円前後の有料会員になる必要があります。(料金に関する詳しい記事はこちら)
たかはし
そして、女性にwithの利用者が多いのは、女性が好む「心理テストや相性診断」があることが理由の一つとして考えられます。
男性119人、女性162人
また、アンケートに答えてくださった方が利用していたマッチングアプリの種類数をお伺いしたところ、少ない人は男女ともに1個、多い人は男性7個、女性12個を利用していました(平均は男性1.8個、女性2.3個)。
男性は59.3%もの人が1個のマッチングアプリの利用のみですが、その一方、女性は2個以上使った方が60.5%(1個しか使っていない方が39.5%なので)ということで、女性には複数個のマッチングアプリを利用する傾向が強いことがわかります。
本アンケートは「無料会員、有料会員問わず」マッチングアプリを利用したことがある方を対象にしていますが、男性の多くの方が1個しか利用していないということは「有料会員になることを考えて、利用するマッチングアプリを絞っている」可能性もあります。
一方、女性は、ほとんどのマッチングアプリを無料で利用できるため、男性よりも複数のマッチングアプリが利用しやすいといえます。
男性118人、女性157人(覚えていない、わからないの人を除く)
1.お付き合いできた方はどのマッチングアプリを利用していたか
後述の「マッチングアプリで出会った方とその後どうなったか」にてグラフを載せていますが、マッチングアプリを通して、お付き合いをした方、結婚した方は、男性33人(27.7%)女性66人(40.7%)でした。
これらの方がどのマッチングアプリを使っていたかをまとめると、ペアーズが男女とも最も多いことがわかりました。
男性 | 女性 |
男性33人女性66人
よしだ
ただし、お付き合いした方が「どのマッチングアプリを使っていたか」をまとめただけで、「どのマッチングアプリで出会うことができたか」を示すものではありません(次回のアンケート調査で調べたいと思っています)。
そのため、これらのマッチングアプリが「お付き合いする相手を見つけやすいマッチングアプリ」というわけではありません。
2.お付き合いするために重要なのは複数個のマッチングアプリを利用すること
マッチングアプリを利用したことがある個数の平均は先述の通り、男性1.8個、女性2.3個ですが、お付き合いの相手をマッチングアプリで見つけられた方に絞って平均を確認してみると、男性2.3個(0.5ポイント高い)、女性3.1個(0.8ポイント高い)と少し多い傾向がありました。
つまり、単純ですが、お付き合いをする相手に出会う可能性を上げるためには、利用するマッチングアプリを増やせば良いということがわかります。
男性はメッセージのやりとりをするためには有料会員になる必要がありますが、メッセージのやりとり以前の段階(相手を探してマッチングするまで)はほとんどのマッチングアプリで無料で利用することができるので、まずは無料でマッチングアプリをいくつかのマッチングアプリを利用してみましょう。
3.お付き合いにまで発展しやすいマッチングアプリは男性ならペアーズ、女性ならwith
「お付き合いできた方が利用していたマッチングアプリ」の利用率から「利用していたマッチングアプリ」の利用率を引いて、その差を確認することで、「お付き合いにまで発展する傾向が強いマッチングアプリ」が分かるのではないかという仮説を立て、算出しました。
例えば、お付き合いできた女性のペアーズの利用率「69.7%」から女性全体のペアーズの利用率「61.1%」を引くと「8.6%」です。
同様に、お付き合いできた女性のwithの利用率「43.9%」から女性全体のペアーズの利用率「30.9%」を引くと「13%」です(厳密には端数が出たので下記では13.1%になっています)。
プラスで、数値が大きいほど、利用している方の中でお付き合いできた方の割合が大きいため、「お付き合いにまで発展しやすいマッチングアプリ」と考えられるのではないか、という仮説です。
上記の例では、女性であれば、ペアーズよりもwithの方が利用してお付き合いする割合が高かったといえます(ペアーズはお付き合いすることができた方の絶対数は多いですが、総数も多いので、相対的にはwithの方がお付き合いする人の割合が大きかったということです)。
逆に、0を下回る(つまりマイナス)のマッチングアプリは、「利用されている割にはお付き合いができなかった」ことが考えられます。
男性では、ペアーズ(23.5%)、Omiai(13.5%)、with(6.9%)、ゼクシィ縁結び(6.4%)などがお付き合いにまで発展しやすく、逆にTinder(-3.8%)は利用されている割にはお付き合いまでは発展していない傾向があることがわかります。
男性 | 女性 |
よしだ
Tinderは無料であることから多くの男性が利用していますが、気軽な出会い、友達探しなどにも利用されているマッチングアプリのため、お付き合いにまでは発展しづらかったのだと考えられます。
女性では、with(13.1%)、ペアーズ(8.6%)、Tinder(8.1%)、Omiai(7.6%)などがお付き合いにまで発展しやすく、逆にyoubride(-1.3%)は利用されている割にはお付き合いまでは発展していない傾向があることがわかります。
たかはし
withは心理テスト、性格診断などが多いため、気に入って利用しているという女性が多い上、お付き合いしている人の割合も多いという良いマッチングアプリと考えられる結果がでました。
また、男性とは異なり、Tinderでお付き合いした方の割合も多いことがわかります。
女性にとっては、Tinderが無料であることは他のマッチングアプリと同様のことですので、男性とは違う結果になったのだと思われます。
■利用しているマッチングアプリを選んだ理由
利用しているマッチングアプリを選んだ理由をアンケートでうかがいました。
男性は、広告を見たから(27.7%)、知人、友人のすすめ(19.3%)という理由が多かったです。
女性も知人、友人のすすめ(20.4%)が多いのですが、広告を見たから(7.4%)という理由が少なく、インターネット上などで調べた上で、有名だから(13.6%)、評判(12.3%)などで利用するマッチングアプリを決めているようでした。
また、女性は、男性にはない「心理テストが良さそう」などの理由もありました(withのことを指していると思われます)。
男性119人
女性162人
■マッチングアプリを利用していた期間
無料会員、有料会員の期間も含めて、マッチングアプリを利用していた期間を調査したところ、男性は、2〜3ヶ月(22.7%)、1〜2ヶ月(21.0%)、1ヶ月未満(14.3%)、女性は、2〜3ヶ月(17.3%)、1〜2ヶ月(14.2%)、6ヶ月〜1年(14.2%)が多いことがわかりました。
男性119人、女性162人
1.お付き合いした方は1ヶ月〜3ヶ月以上利用している
お付き合いした方に絞って、マッチングアプリの利用期間を調べてみました。
男性は、1ヶ月未満で付き合った方はおらず(0.0%)、1ヶ月〜2ヶ月(21.2%)、2ヶ月〜3ヶ月(21.2%)が多かったです。
そのため、男性がお付き合いする相手を見つける目的でマッチングアプリを使うのであれば、最低でも1ヶ月以上、できれば3ヶ月以上利用するのがよいでしょう。
女性は、2ヶ月〜3ヶ月(19.7%)の方が多いですが、6ヶ月〜1年(19.7%)という長期的に利用している方も多かったです。
このことから女性は、数ヶ月利用してみて恋人ができないようであれば、6ヶ月以上という比較的長期でマッチングアプリを利用するとよいかもしれません。
男性33人、女性66人
■マッチングアプリを通して会った相手の人数
マッチングアプリを通して会った相手の人数を調査しました。
男性は、0人(26.1%) 、2人(18.5%)、1人(16.%)が多く、女性は2人(19.1%)、0人(17.3%)、3人(13.0%)が多かったです。
男性119人、女性162人
1.お付き合いしたいのであれば、2人以上に会うようにしよう
前項と同様、お付き合いができた方に絞って「マッチングアプリを通して会った相手の人数」を調査しました。
男性は、2人(26.1%)、3人(26.1%) が多く、女性は2人(19.7%)、5人(16.7%)が多かったです。
つまり、男女ともに2人以上に会うようにすればお付き合いできる可能性が高まるといえるでしょう。
男性33人、女性66人
たかはし
マッチングアプリを使うきっかけの項でわかりましたが、女性の方がマッチングアプリを恋活、婚活目的で真剣に利用する傾向があります。
男性は、遊び目的の方の割合が女性よりも若干多い(つまり真剣度が低い)ため、少し多めに会う必要があります。
逆に男性は、女性の真剣度が高いため、会う数が少数でも付き合える可能性が少し高いといえます。
また、当然ですが、会った数が0人の場合は、誰ともお付き合いできません。
■会った方とその後どうなったか
マッチングアプリを通して出会った相手の方とその後どうなったのかをお伺いしました(複数回答可)。
「会っただけで進展はなかった」が男性(44.5%)、女性(51.2%)ともに多いことがわかります。
また、マッチングアプリで会った相手と「お付き合いしている」「お付き合いしたが別れた」「結婚した」のいずれかに該当している方は男性33人(27.7%)、女性66人(40.7%)いました。
本ページの別の項目でも付き合っている方の表にはこれらの方の回答結果を利用しています。
ちなみに以下の結果の「お付き合いしている」「お付き合いしたが別れた」「結婚した」の数字を足したわけではありません(一人が複数答えている場合もあるため)。
男性119人、女性162人
よしだ
会っていないと答えた方から逆算して、少なくとも男性の73.1%、女性の78.4%は、「会うことはできた」と考えられます。
もちろんこれには「進展しなかった」なども含まれますが、マッチングアプリは相手と出会う機会を増やす方法としては良い方法といえますね。
■マッチングアプリを利用していてトラブルはあったか
マッチングアプリを利用してトラブルはあったかについて伺ったところ、男性はトラブルあり11%、トラブルなし89%でした。
トラブルの内訳は、プロフィールの写真と実物が違う、勧誘された、ドタキャンされたなどですが、中には「ぼったくりバーに連れて行かれた」という怖い思いをした方もいました。
ちなみに「勧誘」には、
- 600万円の投資案件の勧誘
- 浄水器の契約
- マルチ商法の勧誘
- スパムサイトへの誘導
などがありました。
男性119人
女性は、トラブルあり23%、トラブルなし77%で、男性よりもトラブルに遭う確率が高いことがわかりました。
約4人に1人がなんらかのトラブルに遭うということなので、女性は男性よりもさらにトラブルに巻き込まれないように注意してマッチングアプリを利用する必要があります。
また、トラブルの内容も男性より多岐にわたっており、プロフィールの写真と実物が違う、勧誘された、ドタキャンされた以外にもヤリ目だった、既婚者だったなどがありました。
また、その他のトラブルには以下が含まれています。
2回目を断ったら1回目の食事代を請求された。暴言を吐かれた。/お金を騙し取られた/お付き合いしたら豹変してDV男になった/しつこくLINEを送られた/プロフィールが嘘だった/よくわからない人だった/音信不通になった/個室で体を触れた/合コンの人数合わせにされた/初デートで遅刻された/全く別の人が来た/二股されていた/卑猥なメッセージを送られた/返信しないと罵倒された/望んでいないのに手を繋がれた/無断で遅刻された
女性162人
■マッチングアプリを利用していてよかったと思う点
マッチングアプリを利用していてよかったと思う点として、男性は「いろいろな人と出会えた」が最も多い28.6%で、女性は「普段知りえない人と出会えた」が最も多い17.3%でした。
たかはし
たかはしのひとりごと。
マッチングアプリを利用する男性は、普段あまり女性と出会えない状況である方が多いのではないかと思われました。
そのため、女性とは違って「普段知り得ない人と出会えた」と思う方が少なく、そもそも出会いの機会が増えたことにメリットを感じて、「いろいろな人と出会えた」「かんたんに会える、気軽に会える」が多い結果になったのではないでしょうか。
一方、女性はマッチングアプリ外でも男性に会える環境ではあるものの、マッチングアプリではそれ以外の男性とも会えることにメリットを感じているため、「普段知り得ない人と出会えた」と思う方や「条件に合った人に出会える」と答える方が多かったのではないかと思いました。
男性119人
女性162人
■マッチングアプリを利用していてよくなかったと思う点
マッチングアプリを利用していてよくなかったと思う点として、男性は、出会えなかった(16.0%)、お金がかかる、料金が高い(12.6%)が上位で、女性は、ヤリ目がいた(14.2%)、怖い人がいた、変な人がいた(8.0%)が上位でした。
マッチングアプリに対する不満は男女で異なる点が多いようで、男性は「出会えなかった」「お金がかかる、料金が高い」などの出会う前の段階に対しての不満を持っているのに対し、女性は出会った相手が「ヤリ目」「怖い人」「変な人」などであることに不満を持っていました。
男性119人
その他(アプリが使いにくい。/コロナでうまく行かなかった。/あまり気が乗らなかった。/マッチングしてもメッセージをもらえない。/意図しない関係になってしまう。/異性に対する理想像が壊された。/会うまで相手がどんな人かわからない。/使い方がわからない。/写真が加工されていてよくわからない。/出会いに真剣ではない人が多い。/出会い系と同様の偏見がある。/出会い方を人に言えない。/出会った人と目的があわない。/女性が無料なので質がよくない。/性格診断の根拠がわからない。/想定より会えなかった。/相手が見えないので実態以上に見えてしまう。/相手が複数の異性とやりとりしている。/相手に対する期待が大きすぎた。/相手を十分に知れない。/男女で公平ではない。/通知がうるさい。/年収ばかり見られる。/遊びで使ってしまう。/連絡が途切れる。)
女性162人
その他(かんたんにフェードアウトできてしまう。/スマホ依存症になった。/デート代がかかる。/ドタキャン。/音信不通になる。/会うまでに時間がかかる。/顔写真を掲載していない人が多い。/共通の知り合いがいない。/軽い男が多い。/結婚できなかった。/個人情報流出が怖い。/婚活、恋活以外の目的が多かった。/自分には向いていない。/数字で判断される。/相手の見極めが面倒。/相手の質が悪い。/相手の本気度がわからない。/誰かと比較されていることに気分が良くない。/男性が多すぎる。/煩わしかった。/理想が高くなってしまう。/奢らされた。)
■マッチングアプリを利用しなくなった理由
マッチングアプリを利用しなくなった理由として、男性は「出会えない、良い人がいない(23.1%)」「彼女ができた、良い人ができた(19.8%)」が上位で、女性は「彼氏ができた、良い人ができた(30.3%)」「結婚した(11.4%)」が上位でした。
マッチングアプリに対する不満と同様、マッチングアプリを利用しなくなった理由が男女で異なり、男性は「出会えない、良い人がいない」というマイナスの理由が最も多いのに対し、女性は「彼氏ができた、良い人ができた」「結婚した」などのプラスの理由でやめる方が多かったです。
女性はほとんどのマッチングアプリを無料で利用でき、良い結果(彼氏ができる、良い人と出会えるなど)が得られるまで続けやすいために、プラスの理由が多くなったのかもしれません。
逆に男性は、月額料金が発生してしまうという制約があるため、出会えない、良い人がいないと判断した段階で辞める必要があったのかもしれません。
また、前項の「よくなかった点」で上位に挙げられた「ヤリ目」「怖い人」「変な人」に会ってしまったからマッチングアプリを利用するのをやめたという女性はほとんどいませんでした。
男性91人(継続利用している人は除外)
その他(労力と時間が釣り合わない。/飽きた。/相手が欲しくなくなったため。/真剣な恋愛には発展しなさそう。/手っ取り早くはなかった。/使い方がわからない。/妻と関係を修復した。/結婚相談所を利用しようと思ったため。/ドタキャンされた。/コロナ禍で出会えなそうであるため。/気が乗らない。/うまくいかない。)
女性132人(継続利用している人は除外)
その他(コロナ禍のため。/なんとなく。/マッチングしない。/会うまでのハードルが高い。/興味がなくなった。/合わないと感じた。/相手の素性がわからない。/怖い思いをしたため。/返信がもらえないか。/理想が高くなりすぎてしまう。)
よしだ
ちなみに男女どちらとも「彼女ができた」「結婚した」がマッチングアプリ以外の場所で出会った可能性もあります(本項目は、自由記述式であり、「彼女ができたから」とだけ書いてあった場合、詳細がわからないためです)。
次のアンケートではもう少し踏み込んで調査したいです。
たかはし
コロナ禍を理由にマッチングアプリの利用をやめたといっている人は男女ともに1人ずつしかおらず、コロナ禍でもできる婚活、恋活方法としてマッチングアプリは優れているといえそうですね。