マッチングアプリで結婚できたプロフィール写真の選び方

本記事では、マッチングアプリで結婚したエマさん(32歳女性)に、プロフィール写真の選び方について写真付きでお伺いしています。

私は、32歳のときにマッチングアプリを使って婚活をしていました。

アプリに登録したばかりの頃は、「いいね!」やメッセージをいただいても「会ってみたい!」と思える方がいませんでした。

 

「どうすればマッチングアプリで、会ってみたいと思えるほどの相性の良い人に巡り合えるのだろう?」と悩んだことをきっかけに、プロフィール写真を工夫しました。

 

そして、プロフィール写真を工夫するなどを実践した結果、マッチングする男性をある程度絞ることに成功し、今の夫と出会うことができました。

夫とは、マッチングしてから、約1年以内に結婚するという「スピード結婚」でした(マッチ・ドットコムというマッチングアプリです)。

 

この記事では、私が結婚することにおいて行った様々な工夫のうち、「相性の良い人と出会えるプロフィール写真の選び方」をお伝えします。

■自分の性格を表していない写真をプロフィールのメイン写真に設定すると失敗する

マッチングアプリを使い始めて、最初にプロフィール写真のメインとして選んだのは「男性受け」を意識した、「お玉を持って微笑む写真」でした。

お料理教室で、講師の方が撮ってくれた写真です。

この写真を見た方には、私が、

  • 料理が好き
  • 優しそう
  • 家庭的な女性

である印象を与えるかもしれません。

 

ただ、実際の私は、料理がそんなに好きではなく、日々、バリバリと仕事をしていたため、周りの人から家庭的なタイプだといわれることもない性格でした。

 

しかも、「結婚後、毎日料理を作るのは苦痛」だとまで考えており、できれば、

  • 料理が好き
  • 料理を作るのが苦痛ではない

という男性と付き合いたいと思っていました。

 

それなのに、この写真をトップに使ってしまったことで

  •  「料理がお好きなのですね」
  •  「家庭的な女性で、良いなと思いました」

というようなメッセージばかりきてしまい、失敗したと感じました。

 

自分と相性の良い人と出会うためには、一般的な「男性受け」を目指すものではなく「自分の性格を表している、自然体で無理がない写真」を使う必要があると学びました。

■設定してよかったと思えるプロフィールのメイン写真

次に設定したプロフィールのメイン写真は、あえて、すっぴんに近い、素朴で少しダサい印象の写真を選びました。

次にプロフィールのトップにした写真

この写真は、夏に実家に帰省した際、近所の海があまりに綺麗だったため、思わず海をバックに自撮りをした写真です。

 

この写真を設定することで、

  • 飾らない自然体な人柄
  • ふだんガッツリメイクではないこと
  • 海や自然が好き、田舎育ちの素朴な雰囲気

が伝わればいいなと思いました。

 

実際の私は、この写真のように、化粧が薄く、田舎育ちで素朴な女性といわれます。

素朴で少しダサい私でも「良い!」と言ってくれる方にだけ、「いいね!」を押して欲しかったのです。

 

逆に、すごく美人な人やギャルっぽい人、常に綺麗にお化粧をして素敵な人を選びたい方は、私を避けてくれると考えました。

■サブ写真で自身の側面や大切にしていることが伝わる写真を設定する

マッチングアプリのプロフィール写真は、何枚か掲載できるので、それぞれ

  • 私の様々な側面(仕事、趣味、プライベート、家族との空気感など)
  • 大切にしていること

などが伝わる写真を選びました。

 

次に選んだのは、仕事に関係する写真です。

仕事に関係する写真

当時、私は、セミナーの講師として人前に出る仕事をしていました。

この写真は、仕事で使うHPに掲載するため、プロのカメラマンに撮ってもらった写真です。

 

あえてこの写真をプロフィールに使ったのは、

  • 私にとって、仕事はすごく重要なこと
  • 普通の会社員とは少し違う、特殊な業界にいること

を伝えるためでした。

 

この写真を見ることで、

  • 私が特殊な業界にいることを理解できない方
  • 家庭的な女性を求めている方

が私を避けてくれればいいなと考えました。

 

ちなみに、この写真は、マッチングアプリで出会った夫のお気に入りの写真のようです。

この笑顔と躍動感が好きだそうです(笑)

 

あきらかにプロのカメラマンが撮った写真だったので、「この女性は何者?」と思ったそうで、そこから会話を広げてくれました。

 

次に、趣味の写真を選びました。

京都のミュージアムで、新選組副長の土方歳三さんの写真板と写っている写真

私は、歴史上の人物では、織田信長と土方歳三が好きです。

休日に、ひとりで資料館を訪れるくらいには好きです。

 

そんな私の趣味を伝えるため、京都にある幕末維新ミュージアム「霊山歴史観」で撮った写真を掲載しました。

 

ひとりで行ったので、自撮りの写真です。

土方歳三と一緒に写っていることが、すごく嬉しそうなのが伝わりますでしょうか。

 

この写真で伝えたいのは、

  • 私は、ひとりでも趣味のために出かける行動力があること
  • 土方さんのような、真っすぐに志を貫き通す人が好きだということ

ということです(笑)

 

この写真を掲載することで、

  • 行動力のある私を押さえつけるような方
  • 歴女とかキモイと思うような方

が私を避けてくれれば良いと思いました。

 

主張がある写真ばかりを選んできたので、ここでデートっぽい写真もいれてみました。

これは、友達とお茶をしているときの写真です。

この写真には、実際に私とデートでお茶や食事をしたときの雰囲気を想像してもらおうという狙いがありました。

 

そして、最後に、家族との写真を掲載しました。

家族旅行の写真

直近で家族旅行に出かけたときの写真です。

 

結婚を意識してマッチングアプリを使っており、この写真をプロフィールに掲載することで、

  • 家族と仲が良く、いっしょに過ごす時間を大切にしたいと思っている
  • 結婚後の生活では、義理の実家とも仲良くしたい

という私の想いを表現しました。

 

また、私と結婚して、家族になった後のことや、私の実家の空気感を感じてもらい、

  • 「家族を大切にする人は性格が良さそう」
  • 「優しそう」

などの印象を相手に抱かせることも狙っています。

 

ここまでに紹介した5枚の写真を、マッチングアプリのプロフィールに掲載していました。

 

あまり「大衆受けしないこと」を狙っていたので、私のプロフィール写真は、

  • 色味が寒色系
  • 化粧が薄い写真が多い

ことが特徴です。

 

今、見返してみると、もう少し

  • 赤やピンクなどの女性らしい暖色系の色味
  • しっかりと化粧をした華やかな写真

も、あるとよかったのではないか、と感じました。

次に婚活をすることがあれば、反省点を活かそうと思います。(笑)

■写真で相手に伝わること、伝えたいことを考えながら選ぶ

マッチングアプリで婚活をした際、プロフィール写真選びに失敗したり、工夫してみたりと、試行錯誤をした経験から、相性の良い人に出会うためのコツは、写真で伝えたいことや表現したいことを意図して、掲載する写真を選ぶことだと学びました。

 

例えば、私の場合、写真で伝えたかったのは、

  • 飾らない素朴な人柄
  • 仕事を頑張っていること
  • ひとりで趣味のために出かける行動力があること
  • 家族との時間を大切にしたいこと

などであり、その他に意識したことは、

  • 実際にデートの場面や、外出した場面を想像できること
  • 「この子と一緒にいると楽しそう!」と感じてもらえること
  • 趣味など「引かれるかも?」と思うことを、あえて出すこと

などでした。

 

マッチングアプリのプロフィール写真では、つい、取り繕ったり、着飾ったりした写真を使いたくなりますが、付き合ったり、結婚したりと、長く一緒にいるパートナーには「本当の自分」を出せることが一番だと思います。

 

私自身、自分が使った写真を振り返ってみて「もっと写りのいい写真を使えば良かった…」と反省しましたが、あえて等身大の写真を掲載していたからこそ、相性の良い今の夫と出会えたのだと思います。

■プロの写真を使う際は、盛り過ぎ注意!

余談ですが、私の知り合いで、「プロにヘアメイクをしてもらって、プロフィール写真を撮ったのに、マッチングした人と会うとうまくいかない…」と嘆いている女性がおり、彼女が設定していたプロフィール写真を見せてもらうと、普段の彼女とは別人と思えるような写真でした。

 

普段の彼女は、

  • ナチュラルメイク
  • ハツラツ、爽やか、活発な印象
  • 髪の毛は後ろでひとつに束ねていて、暗めの髪色

なのですが、プロに撮ってもらったプロフィール写真では、

  • 真っ白のキラキラメイクで、なんか強そう
  • 明るめの茶髪で、グリングリンの巻き髪を肩までおろしている

だったため、別人ともいえるようなプロフィールでした。

 

これでは、プロフィールの写真をみて「いいね!」をしてくれた方と会っても「写真詐欺!」と思われているであろうことが容易に想像できました。

 

その後、もう少し「盛り」を押さえた

  • 比較的ナチュラルなヘアメイク(ゆるいカールのハーフアップで、メイクの色味は肌なじみの良い色でかわいい感じ)
  • 女性らしいやわらかな雰囲気で、普段の爽やかさが伝わる

という彼女本来の姿に近いプロフィール写真に変えたところ、無事にマッチングした方とお付き合いし、結婚されました。

 

このエピソードからも、「盛り過ぎずに、自分らしさが伝わるプロフィール写真」を設定することで、相性の良い方と出会えて、スムーズに結婚まで進むのだと感じました。

1.女性がプロにプロフィール写真を撮ってもらう際の注意点

女性の場合、自撮り写真でも、アプリで加工するなどすれば、十分に「いいね!」がもらえます(写真詐欺になる可能性があるので、加工し過ぎはNGです)。

ただ、プロに撮ってもらった写真はさらに別格に盛ることができるので、もし、プロに頼む場合には、どんな点に注意すればいいのかをまとめました。

●ヘアメイク(髪型など)

ヘアメイクについては、あらかじめネットでイメージ画像を準備しておきましょう。

ヘアメイクの方に、なりたい雰囲気を画像で伝えると伝わりやすいです。

おまかせにしてしまうと、背伸びしすぎた仕上がりになる可能性があるので、普段の自分を格上げするようなイメージを目指すようにしましょう。

●化粧はナチュラルめにする

化粧については、艶感・透明感を感じさせるようなナチュラルメイクにしましょう。

ケバイ印象、ふだんの自分とかけ離れた印象にならないように注意してください。

 

こちらも前項と同様、イメージ画像があると、ヘアメイクの方に雰囲気を伝えやすいです。

●事前に笑顔の練習を行う

プロフィール写真では、お相手に親しみを感じてもらえるような自然な笑顔がベストです。

ただ、プロのカメラマンに撮影してもらう際に、緊張してしまって笑顔がぎこちなくなる方が多いです。

 

笑顔を作るのが苦手な方、写真を撮られるのが苦手な方は、事前に鏡の前で練習しておきましょう。

当日は、絶対笑ってしまう鉄板ネタを準備しておいて、心の中で思い出すのがオススメです。

■相性の良い人と出会えるプロフィール写真の選び方のまとめ

本記事で私が伝えたいことをまとめると、

  • 自分の性格を表している、自然体で無理がない写真をメイン写真に設定する
  • サブ写真で、自身の側面や大切にしていることが伝わる写真を設定する
  • 写真で相手に伝わること、伝えたいことを考えながら選ぶ
  • プロの写真を使う際は、盛り過ぎに注意して、普段の自分を格上げするナチュラルな雰囲気を目指す

の4つです。

 

マッチングアプリで、相性の良い人と出会うためには、「写りが良い」ことを一番に重要視するのではなく、「あなたらしさが伝わる写真かどうか?」を基準にして、選びましょう。

本記事がマッチングアプリに登録する写真を選ぶ、参考になれば幸いです。

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