本記事では、マッチングアプリのプロフィール写真を撮影するプロのカメラマンである日浦いつきさんにお仕事のことや、マッチングアプリで「いいね!」をもらう写真を撮るコツなどをお伺いしています。
■日浦いつきさんプロフィール
たかはし
今回は、マッチングアプリのプロフィール撮影のプロフェッショナルの日浦いつきさんにインタビューをさせていただきました。
それでは日浦さん、よろしくおねがいします。
よろしくおねがいします!
日浦さん
関西圏でフリーフォトグラファーをしております、日浦いつきと申します。
ポートレート(人物写真)の撮影をメインに5年ほど活動しております(カメラ歴は10年ほど)。
昨今では、私の撮影するマッチングアプリ用の写真撮影がご好評いただいており、タイムチケットというサービスなどで年間200~300名ほどの撮影を行なっております。
私の撮影では、その方の容姿をただ撮るのではなく、会話をしながら「友人に撮られたような自然な表情」を残すことを重要視してます。
そして、マッチングアプリで「いいね!」を貰いやすい、人柄を感じさせる(この人に会ってみたいと思わせる)プロフィール写真を提供することを得意としております。
私が依頼を受け付けているタイムチケットでは、
- 「ペアーズに登録して一週間で、「いいね!」が100を超えました!」
- 「月間のいいね数10だったのが、写真を変えた一晩で50いいねもいただけました!」
- 「撮影いただいた写真に変えて1週間ほどですが、既に2人と会い、今週末2人と会う約束をしています。うれしい悲鳴です(笑)」
などの大変ありがたいレビューを2021年12月現在で360名以上の方から頂戴しております。
1.タイムチケットにおける関西の実績はナンバーワン!
たかはし
日浦さんがタイムチケットやツイッターなどのSNSに書いている「関西No.1実績」というのはどういう意味ですか?
私は、タイムチケットにおける「写真撮影/カメラ」のカテゴリーにおいて、関西を拠点としているフォトグラファーの中で最も多く
- 撮影実績数
- レビュー数
をいただいております。
また、全ての方から高評価をいただいておりますため、この「関西No.1実績」という文言を使わせていただいております。
たかはし
全国で調べてみても、日浦さんは実績は5位、レビュー数は2位でした!すごいカメラマンさんですね!
関西圏は、関東に次いでマッチングアプリ写真の需要のあるエリアで、その中で良い評価をいただけておりますことを大変光栄に思っております。
私は、マッチングアプリのプロフィール写真の撮影を依頼していただいた場合、その方を「ただ撮る」のではなく、どういった写真を撮ればアプリでの成果に繋がるのか(つまり足あと、いいね数を増やすことができるのか)を考えて撮影しております。
また、マッチングアプリのプロフィールには複数枚写真を設定できるため、私が撮影した写真をどのような順序に並べればよいのかなど、マッチングアプリの攻略法と共にお伝えしております(オプションサービス)。
たかはし
ちなみに、日浦さんはタイムチケットにアワードを2021と2019の二度アワードの受賞されていますが、こちらはどういうものでしょうか?
タイムチケットによると、ホスト(販売者側)の中でも特に成果を出している方を表彰しているとのことですが、明確な審査基準などは明記されていないようです。
ちなみに、2020年のアワードはコロナウィルスの影響で中止になっております。
2.「いいね!」をもらえる写真を撮ってくれる
日浦さんは、関西において、TimeTicketで最も実績がある方ですが、実績だけではありません。
本サイトでは、カメラマンが撮影した写真の品質を証明するために、
の4人が撮影した写真それぞれ5枚、合計20枚の同じ男性の写真を、388人の女性に見せて、「どの写真に一番「いいね!」を押したいか」というアンケートを実施しました。
その結果、388人中98人の表を得て、日浦さんが撮影した上記の写真が、最も「いいね!」がもらえる写真という結果でした。
日浦さんが撮影した他の写真も合わせると、155人の女性が日浦さんが撮った写真を「最も「いいね!」を押したい写真」という評価をしたのです。
撮影者 | 得票数 |
日浦さん | 155 |
Photojoy | 117 |
編集部 | 71 |
カメラマンAさん | 45 |
今回比較した他のカメラマンさんのサービスに比べると、日浦さんの撮影サービスは高額ではあるものの、女性に「いいね!」をもらえる写真を撮影してもらえるということがわかります。
3.日浦さんはカメラマンとしてNHKのテレビ取材も受けた
たかはし
日浦さんはNHKのテレビの取材もお受けになったことがあるんですよね。
NHKさんでは、下記2番組で放映していただきました。
ニュースきん5時(2021年6月25日16時50分~)
https://www.nhk.jp/p/ts/BX438K5R33/
かんさい熱視線(2021年9月24日19時30分~)
https://www4.nhk.or.jp/P2852/x/2021-09-24/21/35585/8207189/
番組の内容は「マッチングアプリ最前線」のテーマで、これからアプリを始める私のお客様に密着取材していただくという形式で、
- 雑談を交えての撮影風景
- 撮影で大事にしているポイント
- 申し込んでくださるユーザーの層
などのお話しをさせていただきました。
4.日浦さんのこれまでの撮影実績
- タイムチケット
- Ourphoto
- 提携フォトスタジオ
- 結婚相談所
- SNSからのお問い合わせやご紹介
など、2018年からの3年間で、700回ほど撮影させていただいております。
男女比率は8:2で、年齢は
- 20代 2割
- 30代 5割
- 40代 2割
- 50代 1割
です。
撮影した写真の用途は、だいたい
- マッチングアプリ:7割
- ファミリー:1割
- 社用プロフィール写真:1割
- 成人式前撮り:1割
です。
■今はマッチングアプリのプロフィール写真の撮影に注力
今現在、多くのご依頼を頂いており、私自身も力を入れたいと思っているのが、「マッチングアプリのプロフィール写真」の撮影です。
私が特にこのジャンルに注力している理由は、コロナによって周りの人との距離が離れてしまった時代だからこそ、人と人との出会いを応援したいと思ったからです。
コロナ渦で男女の恋愛事情も激変しており、従来の街コン、合コン、職場での出会いといった方法だけでは出会いづらい世の中になってしまいました。
マッチングアプリは少人数で会うことが基本であるため、大人数での会食等に比べ感染リスクも低く、少人数であるが故に場所や時間の調整がしやすいことから、効率的な出会いが可能です。
そのため、マッチングアプリでの出会いは、コロナ禍以前よりも更に注目を集めています。
1.マッチングアプリではリアルの出会いとは違うハードルがいくつもある
しかし私は、出会いの場として「効率が良い」とされるマッチングアプリであっても、全ての人が効率よく出会うことができているわけではないのではないかと感じています。
なぜならマッチングアプリでは、
- 「この人に会いたい」と思わせるプロフィール写真の用意
- アプリそのもののシステムや、実際に会うまでの手順への理解
など、リアルでの出会いと違ったハードルがいくつも存在しているからです。
お客様の声を聞く中で、マッチングアプリを始めたばかりの頃は、これらのハードルのせいで「上手くいかない経験」が誰にでもあるように感じています。
「マッチングアプリで良い出会いを見つけるためのハードルを写真撮影を通じて少しでも一緒に解消したい」、「アプリを通じた出会いでお客様に幸せになって欲しい」などの思いから、マッチングアプリ用の写真撮影に力を入れているのです。
2.マッチングアプリ用の写真は複数の良い写真を組み合わせてアピールすることが重要
アプリのプロフィールの写真は、「良いカメラで撮った写りが良い写真」を単に並べ立てただけでは不十分です。
例えば、男性はクールに、女性はお綺麗にお写真が撮れたとしても、それだけではその方の人柄を感じにくく、ある種のとっつき辛さが残ってしまう可能性すらあります。
その結果、異性からの「いいね!」は想定したよりも増えない場合もあります。
また、一枚の写真だけをプロフィールに載せるのではなく、
- その人の人柄を感じさせるような笑顔の写真
- 顔立ちなどがより良く撮れた写真
などの「その人がどんな人なのか、会ってみたいと思わせる」写真をいくつか組み合わせてプロフィールに掲載することが重要なのです。
異性の立場に立ったとして考えてみていただきたいのですが、
- 顔立ちはわかるが、無表情の写真しかない
- 笑顔の写真があるが、とてもぎこちない(作り笑顔など)
- 正面から撮った写真が1枚しかない
などのプロフィールの方に、お会いしてみたいと思われますでしょうか?
このようなプロフィールの場合、
- 「表情がないから、もし全く話してくれない人だったらどうしよう・・・。」
- 「写真が少なく、お会いしてみたら全くお顔の雰囲気が違うのではないかと不安。」
などと相手の方に思われてしまうことも少なくないと考えております。
また、
- お顔立ちがよく撮れていても全体的に写真が暗い
- 写真映えしない場所(例えばトイレ、暗い室内、無機質な背景の場所など)
の写真もよくありません。
プロフィールの詳細を見る前に、暗い雰囲気や写真映えしない背景の写真は、スクロールで読み飛ばされてしまう(「いいね!」以前に足あともつかない)傾向があります。
私の撮影では、プロフィールを見てくれる相手からの見え方も考慮した上で撮影しているため、ユーザーの皆さんに良い出会いがあるのだと自負しています(もちろんマッチングアプリでの成功は、ユーザーの皆さんの努力があってこその結果です)。
■関西実績No.1カメラマンが教えるマッチングアプリで「いいね!」をもらえる写真を撮るコツ
たかはし
ではここからは、マッチングアプリのプロフィール撮影のプロとしての実績が豊富な日浦さんに「マッチングアプリで「いいね!」をもらえる写真を撮るコツ」をお伺いします!
では日浦さんお願いします。
はい、わかりました。
私が撮影をしたり、お客様からのマッチングアプリでの反応のフィードバックをもらう中で考えた「いいね!」をもらいやすい写真の撮り方についてお伝えしますね。
日浦さん
1.友達や知人に撮影してもらう(自撮りはNG)
マッチングアプリのプロフィール写真は、自分で自分を撮影する「自撮り」ではなく、友達、知人、家族などの他の人に撮影してもらうことをおすすめします。
私が撮影してきた方で、思うようにマッチングアプリの「いいね!」がもらえない方にプロフィールに使っていた写真を見せてもらうと、「自撮り写真を使っている」という方が多かったです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、自撮り写真はとても「いいね!」をもらいづらいのです(特に男性)。
自撮り写真が「いいね!」をもらいづらいのは、
- 一人で撮影しているので、無愛想な表情(無表情)になってしまっている。
(人柄が写真に現れづらい。怖い印象をもたれてしまうこともある。) - 無理に笑顔を作ろうとしているため、口は笑っているが目が笑っていない。
(不自然な笑顔は、コミュニケーションが苦手そうな人という印象を与えてしまうこともある) - 主に室内やトイレなどで撮影してしまっているため、光量が足りない、光の向きを意識できていないなどの理由で、写真が不自然に暗い、もしくは明るい写真になってしまっている。
(肌が実物以上に色黒い、もしくは色白い仕上がりになってしまうこともあります)
などが理由です。
自撮り=悪とまでは言わないものの、会うまでには写真が1番の判断材料になるマッチングアプリだからこそ、自撮りのデメリットが大きく作用してしまいます。
そのため、マッチングアプリであなたのプロフィール写真を見たお相手に良い印象を抱いてもらうためにも、友達、知人、家族などの第三者に撮影してもらうようにしましょう。
一緒に遊んだ時などに、自然にスマホで撮影してもらうだけでも十分です(次項でお伝えしていますが、できれば一眼レフなどが良いです)。
もし、他の人に頼むのが恥ずかしいということであれば、TimeTicketなどで撮影してもらうサービスを探しましょう。
2.一眼レフ、ミラーレスで撮影してもらう
マッチングアプリのプロフィール写真には、できれば本格的な一眼レフ、ミラーレス一眼で撮影した写真を使用するようにしましょう。
誰もがスマートフォンで撮影できる時代ですが、マッチングアプリのプロフィールに利用するのであれば、スマートフォンで撮影した写真よりも、一眼レフ、ミラーレス一眼などで撮影した写真の方がお相手の目を引き付けることができます。
iPhoneなどのスマートフォンで撮影した写真と一眼レフで撮影した写真の何が違うのかというと、大きな違いの一つはレンズとセンサーの大きさです。
レンズとセンサーが大きいことで、少ない光でもきれいに写すことが可能なのです。
ソフトウェア面ではスマートフォンも大きく進化していますし、日常の撮影であれば、「iPhoneで十分きれいだ」と思われている方が多いかと思いますが、同じ日照条件で撮影した場合、一眼レフカメラの方が明らかに明るく肌が綺麗に映るため、マッチングアプリのプロフィール写真用であれば、やはり一眼レフカメラなどの方が良いです。
さらにおすすめなのは、「単焦点レンズ」と呼ばれるズームができないレンズで撮影をすることです。
ズームができる「ズームレンズ」に比べて、背景に自然なボケを発生させ、被写体(つまり映る人)を引き立たせることができます。
被写体と背景にメリハリのある写真は、写真自体が他に比べ目を引くことができるのです。
たかはし
日浦さんに依頼するときも単焦点レンズで依頼することはできますか?
はい、申込後にその旨をおっしゃっていただければ対応いたします。
日浦さん
くらき
これは撮影の素人である私がミラーレスカメラで撮影した写真です。
素人でも、本格的なミラーレスカメラで撮影することでとても良い雰囲気の写真に仕上がりました。
ただ、マッチングアプリのプロフィール写真は一度に複数枚の写真を設定できます。
そのすべて一眼レフで撮影した写真にしてしまうと、「ネットワークビジネスの人ではないか」、「ナルシストなのではないか」などと思われ、かえって警戒される可能性もあります。
そのため、いくつかはスマートフォンで撮影した写真なども混ぜて掲載すると良いでしょう。
日浦さん
そして何より、「人に話をしながら写真を撮ってもらう」ことで一人で自撮りした場合と比べ、より自然な表情の写真を残すことが可能です。
人柄の伝わる、目を引く写真を用意できればおのずと、足あと数、「いいね!」数増が期待できます。
手前味噌で恐縮ですが、私のTimeTicketのサービスでは、気軽にお話しながら、自然な笑顔を引き出し、人柄の伝わるお写真を提供させていただくことが可能です。
たかはし
日浦さんのサービスはこちらから確認できます。
3.メイン写真は背景が鮮やかな写真!
マッチングアプリの仕様上、プロフィール写真は複数設定できますが、メイン写真といわれる1枚目の写真には、鮮やかな写真を設定するようにしましょう。
マッチングアプリの写真の並べ方はとても重要で、特に1枚目に設定する「メイン写真」は、最重要といえます。
なぜなら素敵な写真をたくさん用意できても、メインの写真が「他人から見て目を引くもの」でなければ結果的にプロフィールを見てもらえませんし(足あとをつけてもらえない)、それに続くサブ写真や、プロフィール文も意味をなさなくなってしまうからです。
例えるなら、メイン写真は本の表紙に当たる部分であり、異性から「おっ!」と興味をもたれるキャッチーなものでなくてはなりません。
キャッチーな写真とは何かという問いに対しての一つの答えが、私は背景が鮮やかな写真だと考えております。
人が主役のプロフィール写真でありますが、背景に当たる部分は単純に面積が大きく、爽やかな緑や赤黄色のような鮮やかな色味が入っていると、他のマッチングアプリ登録者の中で非常に写真が目立ちます。
目立つという表現をすると、「目立つのは少し恥ずかしい・・・」といったお声が聞こえてきそうですが、マッチングアプリはある意味、目立った者勝ちの側面があります。
いかに素晴らしい人格者でも目立たずにひっそりと写真を載せていては、そもそもプロフィールページに訪れてさえもらえず、時間ばかりが経過してしまうというのが現実です。
もちろん、ただ単に目立つ写真ばかりを載せれば良いというものではなく、サブ写真を含めたバランスは必要かと考えております。
この写真設定のバランスは、撮影時にアドバイス、ご相談を受け付けておりますし、それを把握した上での撮影も可能ですので、ぜひご検討ください(マッチングアプリの相談に関してはは別途オプション費用を頂戴しております)。
最後に
目まぐるしく変化していく世の中で、男女の出会いの形も同様に大きく変化していっていることを日々感じております。
それと同時に、その変化にいち早く順応した方より、次々に良いご縁に巡り合われていることを何百人と目の前にして実感いたしました。
この記事は私が最も得意とするプロフィール写真にフォーカスを当てております。
「マッチングアプリを始めてみよう」や「マッチングアプリでうまくいかないな」と思われている方のお役に少しでも立てられましたら幸いです。
もし、マッチングアプリ用のお写真に悩まれている方がおられましたら、タイムチケットの私のページより、お気軽にメッセージくださいませ。
もちろん、ご購入前のご相談でも大歓迎です。
たかはし
日浦さん、今日は貴重なお話をありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
日浦さん
私のタイムチケットに申し込んだ後、メッセージなどで「マッチングアプリ駆け込み寺を見た」と言っていただけたら、レタッチ1〜2枚を無料でおつけします!
日浦さん