この記事では、宮城県登米市の30代後半男性のヨウスケさんが、PCMAXで出会った女性二人に援助交際を持ちかけられ、関係を持ってしまった時の体験談をヨウスケさんのプロフィールと合わせて伺っています。
目次
■ヨウスケさんのプロフィール
- 名前:ヨウスケ
- 現在の年齢:38歳
- 居住地:宮城県登米市(実家住まい)
- マッチングアプリを使っていた頃の年齢:
- 職業:販売員
- 趣味:読書、ゲーム
私は、38歳男性、宮城県登米市に住んでいるヨウスケです。
趣味は読書(主に漫画、ほかに小説やビジネス書を少々)やゲームです。
仕事の休日が不定期であることから、友人と遊ぶことも少なく、1日中趣味に没頭することもあります。
1.出会い系アプリを使おうと思ったきっかけ
私が、34歳の頃、仕事で役職がつきました。
私は、忙しくなった反面、給料が上がったことにより、以前より生活にゆとりができるようになりました。
その頃に結婚を考えるようになり、そこで出会い系アプリを使おうと思ったのです。
また、もう少しで30代後半という年齢であるため、親や親戚から結婚について聞かれることが多くなったのも理由の一つです。
ただ、結婚相談所は、条件が合う方が見つかった場合にお付き合いというよりも、すぐに結婚というイメージがあり、恋人としての期間を経てから結婚したかった私は、出会い系アプリを使うことにしました。
当時の私は知識不足で、出会い系アプリやマッチングアプリの区別がほとんどついておらず、「恋人を作りたいのであれば出会い系アプリ」と思っていました。
今思えばもう少し勉強しておくべきだったなと思います
2.出会い系アプリで相手に求める条件
私のこだわりポイントは、居住地です。
一度会うだけなら隣県でもかまいませんが、私の目的である恋人探しだと、定期的に会う必要があるため、仙台市ぐらいが距離的な限界だと思いました。
その他のこだわりポイント
- 居住地:宮城県内で仙台市か、その周辺在住
- 年齢:25歳から35歳ぐらいまで
- 同居人:できれば一人暮らし。両親と実家暮らしもOK
- お酒:ほどほどに(自分が弱いので)
- タバコ:吸わない
- 体型:中肉中背、できれば痩せ型
- 最終ログイン:1ヶ月以内
- 結婚に対する意思:結婚したい
- 結婚歴:なし
- 相手の子供の有無:なし
3.出会い系アプリで出会った人とどうなったか
利用した出会い系アプリ:PCMAX(他にもいくつか使ったことがありますが、アプリの名前を忘れてしまいました)
- 累計利用期間:2年
- いただいた「いいね!」は10回
- 送った「いいね!」は約100回
- マッチングしたのは2人
- お会いした方は2人
- お付き合いした方は0人
- 体の関係のみの方は2人
- 今までの人生でお付き合いした方は0人(出会い系アプリ以外も含める)
4.PCMAXを利用した感想
私が使った出会い系アプリは、PCMAXでした。
このアプリを選んだ理由は、このアプリが「出会えると評判」という謳い文句と「創業から20年」という歴史の長さでした。
私は、20代の頃にも、恋人や友達を求めて、何度か出会い系アプリに登録したことがあります。
その時に
- 住んでいるところが地方都市なので、そもそも近隣で登録している人がいない
- 大量に課金してメッセージを送っていた相手がサクラだった
などの経験をしてしまったのです。
ただ、PCMAXのような歴史の長いアプリなら、このようなことはないのではないかと思い、PCMAXを選びました。
そして、私は、真剣な交際を望んでいたので、プロフィールの利用目的には「恋人探し」と書きましたが、それだけだと相手から選んでもらえる可能性が低くなると思い、「友達・遊び相手」も記載していました。
PCMAXには、掲示板機能があり、
- 新しく登録した人
- 写真付きの人
- 食事相手
- 遊び相手
など、条件や目的に合わせて投稿したり、検索したりすることができました。
これらの掲示板を見て、まず、「40代、50代の女性が多いな」という印象を抱き、その後に女性の登録者がそれほど多いわけではないことがわかりました。
言葉は悪いですが、PCMAXを少しの間、利用してみると、
- 20代、30代の女性は競争率が高い(1ヶ月ほどしたら退会していた)
- 40代、50代の女性は人気がないため、その結果、長くアプリを続けている
のではないかと感じました。
そう思ってからは、新しく登録した20代、30代の女性を見つけたら、とりあえずメッセージを送るようにしました。
この出会い系アプリでは、
- 利用期間:2年
- 頂いた「いいね!」は約10回
- 送った「いいね!」は約100回
- マッチングしたのは2人
- お会いした方は約2人
- お付き合いした方は0人
- 体の関係のみの方は2人
です。
■PCMAXで出会った女性と複数回援助交際した体験談(Aさん)
1.PCMAXでAさんと出会う
私はPCMAXで、真剣なお付き合いができる女性を探すために、
- 勤めている仕事の内容
- PCMAXを利用している理由(職場に出会いがないためなど)
を書いたメッセージを何人かの女性に送っていました。
また、遊び友達を探している女性でも良かったため、そのこともあわせてメッセージに書いていました。
そして、ある日、Aさんから「よければ会ってみませんか?」と返信をもらいました。
Aさんは24歳の女性で、写真の印象は、真面目そうな黒髪のロングヘアで、かなり可愛らしい外見でした。
そして、Aさんの希望は、プロフィールによると
- 真面目なお付き合い
- 遊び相手募集
というようなことが書いてあったで、私の希望ともまあまあ一致していると思いました。
その後、Aさんとは、アプリ内で1ヶ月ほど連絡を取り合い、会う約束ができたので、仙台市にあるツルハドラッグの駐車場で待ち合わせをしました。
2.初デート日の合流後すぐに援助交際を持ちかけられる
当日、私が胸を躍らせて待っていると、写真で見たとおりの女性がやってきました。
さっそく声をかけて、お互いを確認しあうと、利用していないお店の駐車場に長居するわけにはいかないので、彼女を私の車に乗せ、車を発進させました。
合流したのがちょうどお昼ごろだったので、「なにか軽く食べながら話でもしたいな」と思って車を走らせようとしたところ、Aさんが突然、「ごめんなさい。今日、用事ができてあまり長くいられないんです」と言い始めました。
正直、ここでかなり嫌な予感がしていましたが、彼女はそのまま続けて「今月、ちょっとピンチなんです。ホ別で援助してもらえませんか?イチゴーでいいんで」と言ってきました。
最初は彼女の言葉の意味がわかりませんでしたが、金銭で身体の関係を提案してきたということがわかりました。
くらき
ここでAさんが言った「イチゴー」とは1万5千円という意味で、ホ別とは「ホテル代は別」という意味です。
つまりこれは、ホテル代がヨウスケさん負担で、さらに1万5千円の報酬を要求する援助交際の申し出なのです。
その援助交際の提案を断ることも考えましたが、
- せっかく休日を利用して仙台まで来たこと
- 目の前の女性がけっこう可愛かったこと
などから、その提案を受け入れることにし、近くのラブホテルを探し、ホテルレモンティというところに入りました。
そして、行為が終わったあと、彼女は「時間がないから!」などと言いながら、せわしなく身支度をして、その後すぐに別れました。
Aさんと別れた後の私は、その日は食事ぐらいだと考えていたので、予想外の展開に呆然となりました。
「Aさんは真剣交際を望んでいないのではないか」と疑う気持ちも出てきて、連絡を取り合うのも止めようかと考えましたが、相手の外見が好みだったのと、新しい人を掲示板で探しても、「出会うことすらできないかもしれない」と思い直し、関係を続けることにしました。
3.その後も何度もAさんと援助交際する
彼女とは、その後はLINEで連絡を取り合い、何度か会って同じやりとり(待ち合わせて、ホテルに直行し、体の関係が終わったあとは、彼女を最寄りの駅まで送る)をしました。
会うたびに私は食事に誘いましたが、断られ続け、一緒に食事をすることはありませんでした。
一度、ホテルで二人で食べられるように、ブランド名は忘れてしまいましたが、ちょっと高めのチョコを買っていったこともありましたが、彼女は「ダイエット中だから」とそれすらも断っていました。
Aさんとの援助交際のような関係は半年ほど続き、その間に4回ほど会いました。
彼女には毎回15,000円を支払っており、合計で6万円、ホテル代は別だったので、だいたい7万円弱を使いました。
身体だけの関係で、恋人らしいことはなく、彼女に付き合う気がないことがわかったため、私から連絡をしないようにしたところ、自然消滅しました。
5.Aさんとの関係を振り返って
今思えば、彼女の行動はいわゆる「パパ活」だったのでしょう。
よしだ
ヨウスケさんはパパ活といっていましたが、これはパパ活というよりも援助交際です。
たかはし
ヨウスケさんに質問です。
ヨウスケさんは、Aさんと何度か会っていた当時、Aさんが援助目的だとは思わなかったのでしょうか?
二度目に会ったときから、内心ではAさんが金銭目的で私と会っていることはわかっていましたが、前述のとおり、彼女が好みだったことと、この関係を終わらせてしまえば、
- また掲示板で新しい出会いを探さなければならない
- 次の出会いがいつになるかわからない
などの気持ちから、「これは援助交際ではない」と自分に言い聞かせていました。
ヨウスケさん
また、彼女は、私に会うたびに「今度はご飯に行きたいね」や「ここ遊びに行きたい」など、私との関係の進展を期待させることを言っていました。
今思えば、これも嘘だと見抜けそうなものですが、当時の私はそれらの言葉を真に受けていました。
「援助をしてほしい」と言われて、同意の上で体の関係を持ったので、こんなことを思うのはおかしいかもしれませんが、真面目に恋人を作りたかった私にとっては「Aさんに騙された」という気持ちが残っています。
■PCMAXで出会って体の関係になった女性に恐喝された体験談(Bさん)
たかはし
ヨウスケさんはもう一人の方とPCMAXで出会い、また援助交際をしてしまったとのことですね。
その時のお話をお伺いできますか?
はい、次に出会った女性には、援助交際(当時はパパ活と思っていました)というよりも恐喝されたような感じです。
ヨウスケさん
1.BさんとPCMAXで出会う
Bさんとは、Aさんとの関係が終わってから、1年後ぐらいに出会いました。
PCMAXの掲示板は、
- 20代、30代の女性が少ない(新しく登録した人がいても、すぐにいなくなってしまう)
- 40代、50代の女性も同じ人がずっと残っている
というAさんと出会った時と同じような状況でした。
私は、Aさんの時と同様に、新しく登録した20代、30代の女性にメッセージを送り続けていました。
そして、数人に返信をもらい、私が返事をすると、連絡が返ってこなくなる、という状況でした。
そんな中で、私の送ったメッセージに返信をくれたのが30代前半のBさんです。
掲示板でのやりとりはポイントを使う方法だったので(つまり有料)、たくさんのやりとりはしづらかったのですが、私が「真剣交際が目的」であることを伝えると、Bさんは会える日などをすぐさま調整してくれました。
そして、Bさんと連絡を取り始めて一週間ほどで、会うことができました。
私は、Bさんのことを「とにかく会話をスムーズに進めてくれる方だな」と思いました。
2.Bさんとの初デート
Bさんは仙台市内に在住とのことだったので、待ち合わせは、「ドン・キホーテ 晩翠通り店」の駐車場で行いました。
当日、私が待ち合わせ場所につくと、そこにやってきたのは、
- 体重100キロ近いであろう外見
- 髪の生え際が黒、伸びた部分が明るい茶色のプリン状態の頭
- 右腕には色鮮やかな蝶のタトゥーが彫ってある
という特徴の女性でした。
思い返してみると、彼女のPCMAXのプロフィールのアイコンは、蝶の写真で、連絡を取り始めてすぐに会う約束までいったので、身体的な特徴を聞く機会がなかったのです。
「こんにちは」とBさんが自己紹介してくれたときの声は、可愛らしい感じでしたが、近づくと、キツめの香水に隠れてタバコの臭いがしました。
この時点で、雰囲気、外見ともにあまり好みでない、というよりかなり苦手タイプだったので、私の気分は落ち込んでしまい、一刻も早くBさんと別れたかったのですが、さすがにそれは失礼と思い、車に乗り込んで、近くファミレスに入りました。
私はタバコは吸わないので、普段は禁煙席に座るのですが、彼女はファミレスに入るなり、「喫煙席で」と、即座にやってきた店員に告げました。
そして、席につくなり、Bさんは灰皿を手にして、「タバコ吸っていいですか」と聞き、私が返事をする前に、タバコを取り出しました。
彼女はかなりのヘビースモーカーで、私達が店内にいた1時間の間に、何本ものタバコに火をつけていました。
私達がファミレスに入ったのが13時頃で、私は昼食を食べていなかったのにも関わらず、初めて会うことの緊張と、相手が予想以上に苦手なタイプだった落胆から、食欲が湧かずドリンクバーだけを注文しました。
ちなみに、Bさんは、ドリンクバーとケーキを注文していました。
お互いにコーヒーを飲みながら、住んでいる所や仕事、PCMAXに登録した理由などを話し合いました。
Bさんは、アパレル関係の仕事に着いていて、PCMAXには暇つぶしに登録したと言っていました。
私の中の第一印象が最悪だったBさんですが、掲示板でのやり取り同様、Bさんとの会話はとてもスムーズで、話が下手な私でも、彼女との会話は気負うことなく楽しめました。
ちなみに、前に会ったAさんは、私が話しかけても、一言二言応えたら、あとは沈黙、という感じで気まずい思いを何度もしました。
しかし、Bさんは、私の言葉に気持ちよく返してくれて、私が話題に尽きてしまうと、今度はBさんから話をふってきてくれたりと、良いテンポで会話をすることができました。
「ぽっちゃり女性は、一度ハマると抜け出せなくなる」と友人から聞いた言葉を思い出し、私は「これまでまったく考えていなかったタイプだけど、付き合ってみるとその良さがわかるのでは?」と考え始めていました。
3.突然Bさんにホテルに誘われる
そして、注文したケーキを食べ終えた時、Bさんは突然、「じゃあ、ホテル行こっか」と言って席を立ちました。
私は、最初、彼女の意外な言葉に驚きましたが、「世の中には体の関係を経てから、付き合うかどうかを決める女性もいる」という話を思い出し、彼女もそのようなタイプの女性に見えました。
この時、前回のAさんのことを思い出し嫌な予感もしましたが、前もって「真剣交際」をしたいと言っていたので、大丈夫と考えていました。
また、Bさんの発言や行動があまりにも自然で、口をはさむのもちょっとはばかられる雰囲気もありました。
私達は、ファミレスを出て車に乗り、Bさんが指示する道を行って、ラブホテルへと入りました。
そこから少しずつBさんに対する違和感を感じ始めました。
いざ部屋に入り、事を始めた時のBさんは、とにかく注文が多かったのです。
私がBさんの胸を触ると「痛い」と言い、唇を近づけると「今口内炎だから」と言われ、何をするにも拒否されて、全く気分が盛り上がりませんでした。
4.体の関係になった後に3万円恐喝される
そして事が終わり、ファミレスで上がったBさんの良い印象がなくなった時に、「じゃあ、3万円ね」と彼女に告げられました。
私は唖然とし、これが詐欺まがいの「パパ活」なのだと認識しました。
私はこの日、財布に2万円しか入れておらず、ファミレスで二人分の代金を払ったので、手持ちが無いことを
告げると、彼女の雰囲気が急に険しくなりました。
また、
- 「え、タダでなんてありえないんだけど」
- 「キャシュカードはもってるよね?」
など、言葉遣いが若干荒くなりました。
私は、「もしかしたら、後ろで指示している人間がいて、ここで拒否したら何かされるのではないか」と怖くなりました。
そこで、仕方なく、ホテルを出て近くのコンビニで要求された3万円を引き出して、彼女に渡しました。
彼女とはその場で別れ、当然、連絡も取らなくなりました。
後日、PCMAXの掲示板を覗くと、彼女はアカウントごと消えていました。
これが犯罪にあたるのか、私にはわかりませんが、今回の件で心が折れてしまい、このことをどこかに相談する気持ちも出会いを探す気持ちも無くなったのです。
AさんとBさんとの出会いを通して、私は、出会い系アプリから手を引くことにしました。
たかはし
なるほど、出会い系アプリで散々な目に遭ってしまわれたのですね。
これから別の場所で良い出会いがあることを祈っています!
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ヨウスケさん