恋愛コンサルタントが教える「女性をデートに誘う方法」

本記事では、恋愛コンサルタントの菊乃さんにマッチングアプリで女性を誘うメッセージの方法やタイミングなどを詳しくをお伺いしています。

マッチングアプリを使っている男性は、「相手の女性をどうやってデートに誘うのか」を悩まれる方が多いです。

そこで、本記事では、恋愛婚活コンサルタントの菊乃さんに、男性がどうやって女性をデートに誘うのが良いのかをお聞きしました。

■「会っても安心な人だな」と一週間で女性に思ってもらってからデートに誘う

個人差はありますが、まず男性は、「男性よりも女性の方が、ネットで知り合った相手に会うことに対する警戒心が高い」ということを覚えておきましょう。

「見知らぬ異性と会うこと」は、男性にとっては「レジャーにもなりうる」のに対し、女性は、「婚活だから仕方がなく会っているだけ」で、初対面の男性と会って話すことを楽しむ人は、男性ほど多くはありません。

男性は、せいぜい「写真よりかわいくなかったらどうしよう」ぐらいの心配しかしていないかもしれません。

しかし、女性は、

• 「襲われたらどうしよう」
• 「失礼な人だったらどうしよう」

など、心配することが男性に比べて多いのです。

そのため、デートにお誘いするのは、相手の女性があなたのことを「会っても安心な人だな」って思ってくれたであろうタイミングが良いでしょう。

つまり、「○日メッセージのやり取りをしたからデートに誘っても大丈夫」などということではありません。

例えば、男性の

• プロフィールに空欄が多い
• 掲載している写真がわかりにくい

などであれば、いくらメッセージをやり取りしても安心しにくいですよね。

マッチングアプリでやりとりはじめて1週間が経ち、女性に安心できる人だと思ってもらえた後であれば、お誘いしても大丈夫です。

例えば、順調にやりとりし、次の週末に会うと考えると、「マッチングしてから2週間目にデート」という感じですね。

デートに誘う目安のカレンダー。7日にマッチングした場合の例。

そう思っている方が多いかもしれませんね。

例えば、「趣味は何ですか？」など、いろいろ会話のやりとりをして3週間経ってしまったとします。

3週間もメッセージだけでやりとりしてから、「会いましょう」と誘うのは、切り出しにくくありませんか？

そうなんです。

例えば、1ヶ月もの間、メッセージだけでやりとりしたとしても、会うことはできるのかもしれませんが、マッチングアプリの場合、相手の女性は他の男性ともやりとりしています。

そのため、自分がデートなどでその女性と会わない場合、先にデートをした他の男性の方がその女性にとっての優先順位が高くなるかもしれませんよね。

マッチングしてすぐにデートに誘うと、女性は警戒してすぐブロックすると思いますが、逆に2週間以上デートもせずにメッセージのやりとりだけを続けると逆に誘いにくくなってしまうのです。

■1通目のメッセージでデートに誘いやすい土台を作っておく

一通目のメッセージから会いたい意思表示をしておくと誘いやすいです。

あくまでデートに誘うわけではなく、「お会いしたいなと思いました。」という感想を言うだけという点がポイントです。

だいたいの男性は、マッチングした後の1通目のメールで「初めまして」と送り、「休みの日は何してますか？」と送って、趣味や休日の過ごし方の話題で会話を盛り上げようとする方多いのかなと思います。

しかし、そのメッセージの送り方だと、デートに話を持っていきづらい可能性があるのです。

つまり、

• 「お会いしませんか？」→△誘っている
• 「笑顔が素敵な方で、お会いしたいなと思いました」→◎自分の感想を述べている（相手に会うことを強制していない）

という違いがあるため、相手に会いたいというアピールをしながらも、ガツガツしていない感じを出すことができます。

誘っているわけではないので、そこまで警戒はされないはずですが、さらにメッセージに女性に安心感を与えられる文章を追加すると良いでしょう。

女性は、いろんな男性から「いいね！」をもらっていて「私のプロフィールなんて読んでいないんだろうな」って男性からもたくさん「いいね！」をもらっています。

そのような男性達と差をつけるために、「なぜその女性に「いいね！」を送ったのか」と「居住地」を書いた簡単な自己紹介を含んだメッセージを送るのがおすすめです。

1通目に送るメッセージの例文をお伝えしますね。

１．恋愛コンサルタントが教える1通目のメッセージ例文

■メッセージは最初は敬語が良い！

お相手の考え方次第ですが、社会人同士で、「絵文字のあるなし」でその方をお断りすることはあまりないと思います。

女性は警戒心が強いってことは念頭に置いておいて、距離感で迷うのならより丁寧にした方が良いでしょう。

ご自分のキャラが「くらきといいます」の方がしっくりくるならそれでよいと思います。

それはどちらでも問題ありません。

名前を入れた方が親近感が出やすいのは間違いないです。

ただし、お相手が「アイ」さんという名前なら入れやすいのですが、中には「T.A」みたないイニシャルの方やハンドルネームっぽい方もいらっしゃいますよね。

そういう方だと初回のメッセージに名前を入れにくいかもしれません。

あと、こんなことをいってしまうと女性がドン引きしそうですけど、名前を書かないのであれば私が考えた例文をコピペで使えます。

マッチングアプリのプロフィールからでは、相手の都道府県しか知ることができません。

例えば、大田区に住んでいる人が、「近隣に住んでいる方かな」と思って神奈川県の人とマッチングしたとします。

でもその相手が神奈川県と静岡県の県境である南足柄市在住とかだったら、めちゃくちゃ遠くて、デートするという話になっても、大田区から電車で一時間半もかけて会いに行かなければならないという事態に陥ってしまいます。

また、まだ親しくない時点で女性に「どこに住んでいるんですか？」って聞いてしまうと、警戒されてしまうかもしれません。

しかし、「私は○○に住んでいます」と先に自分の情報を開示することで、住んでいる場所を教えてくれる女性もいるのです。

もし、相手の女性が住んでいるところがそんなに遠くなかったら会う方向に話を持っていきやすいので、「1通目のメッセージで住んでいるところを伝える」というのはおすすめです。

■2通目のメッセージで女性に感謝

まず前提としての知識ですが、ほとんどのマッチングアプリが男性だけ有料であることからもわかるように、マッチングアプリの中は、男女平等ではなく、女性の方が立場は上です。

相手の女性は、自分の他に数十人の男性とマッチングしていると思っておきましょう。

そして、1通目のメッセージに対して返信をもらった場合、「返信が来た」という認識ではなく、「お言葉を頂戴した」ぐらいに思っておいてください。

相手の女性から返信が来るのは当たり前のことではなく、「ライバルの男性が多いのにわざわざ自分のためにお時間をとってお返事をくださった」ぐらいの認識で、まずは返してくれたことに対する感謝を伝えましょう。

ここでは、相手の女性からのお返事も含め、それにどう返信するかの例を挙げます。

１．恋愛コンサルタントが教える2通目のメッセージ例文

もちろん、マッチングアプリの使い方には正解はありません。

ただ、そもそもフレンドリーでコミュニケーション力が高い人は、相手に合わせて対応を替えてやりとりすることができます。

婚活は、自分と違う人間の真似をしても仕方がないので、迷ったら私が例に挙げたような「大人として礼を尽くす」という行動をとりましょう。

もし、先述のように「大人として礼を尽くす」メッセージで硬すぎると思って離れていく女性がいたとしたら、その方は合わない女性（つまり、礼儀正しくしてもダメだった女性）ということで他の女性を探したらいいと思います

■「休日の過ごし方」で会話を広げようとしてはいけない

マッチングアプリで女性に休みの日の過ごし方なんて聞かなくていいんですよ。

婚活中のアラサー女性が貴重な土日に何をしていると思いますか？

婚活しているアラサー女性は土日は男性とデートしているんですよ。

でもそんなことを他の男性に正直にいうわけないじゃないですか。

「三連休はいかがお過ごしでしょうか？」とか聞いても相手の女性を困らせるだけですよ。

その女性にが休日にどういう過ごし方が理想なのかを聞きたいのであれば、「休みの日は出かけるのと家で過ごすのどっちが好きですか？」って聞き方の方がまだ答えやすいかもしれません。

でも、そもそも休日の過ごし方は会ってから話せばいいことですよね。

メッセージでは、まず「会うために必要な情報」をちょっとずつ聞いていくようにしましょう。

その方法をこれから解説しますね。

■マッチングアプリで相手の女性と会うために知るべき５つの情報

1. エリア：会いやすい場所はどこか
2. 食べ物：好きな食べ物、苦手な食べ物
3. 休日：休日はカレンダー通りかシフト制か
4. 勤務体制：在宅ワークや時差出勤をしているか（コロナで働き方が多様化しているため確認しましょう）
5. 新型コロナに対する姿勢・価値観（職場によっては県外に出るなとか、繁華街に出ていかないように指導している場合もある。会食はしたくない方やビデオ通話にしたい方もいらっしゃるかもしれない。）

■デートが成立しやすいプロフィールにしておく

「相手が自分のプロフィールの自己紹介欄を見た時に、デートがイメージしやすくなるようなことを書く」というのは、プロフィールの自己紹介の欄に、「デートで女性と食べに行きたい自分が好きな食べ物」などを絡めた「女性側が初デートのイメージをしやすくなるようなこと」をあらかじめ書いておくということです。

いくつか例を挙げますね。

１．自己紹介に追加しておくべき「デートが成立しやすい文例」

●良いカフェを知らない場合の調べ方

例えば、相手と東京駅で会う場合、食べログで「カフェ・喫茶」のジャンルで検索して出てきたものをいくつか見ます。

東京駅のお昼のカフェを食べログで調べた場合のページはこちら

店名の最後に「東京駅店」などがついていると、チェーン店かもしれません。

チェーン店でもデート向きのお店もありますが、分からなければ「チェーン店ではないお店」で一人当たりの予算が1,000～2,000円ぐらいのお店を2つか3つ探します。

そして、女性に『こちらのお店ではいかがでしょうか？』と聞いて、調べたお店つのリンクを送り、女性が選択肢の中から選べるようにするとスムーズに話が進められるでしょう。

■メッセージは毎日何通もした方が良い？

男性の中には「何か送らないといけない」と思っている方も多いのですが、たくさん送ったからといって女性からの印象が良くなることはないんです。

マッチングして2～3往復やりとりしたらその日は終わりにして、次の日でも大丈夫だと思いますよ。

ただし、あなたがメッセージを送らないことに対して、「優先順位が低そうだな」と女性側が思い、興味関心が薄くなってしまったら女性も会いたいとは思わなくなってしまうでしょう。

女性はメッセージのやり取りで疲れている方が多いですし、どちらかといえば今は、「メッセージを送りすぎて嫌われている」という男性の方が多いです。

みんな、仕事も忙しいですし、同時並行でやり取りしている人がいるので、「送りすぎ」と「送らなすぎ」なら、送りすぎのリスクの方が大きいと思っておいてください。

１．ログインした日は何かしらメッセージを送ろう

マッチングアプリってログインしたかどうかが相手に伝わってしまう仕様のものが多いですよね。

メッセージを返してくれていないのに、相手が「24時間以内にログイン」とか「オンライン」の状態が2～3日続いた後にメッセージが来ると、「他の女性とやり取りして、相手にされないから自分に連絡してきたのかな」と女性は敏感に感じ取ります。

付き合っていないのだから、複数の異性とやり取りをするという同時並行の状態はお互い様です。

しかし、仕事でログインできない日は仕方ないものの、「他の女性よりもあなたの方が優先順位が高いよ」と知らせるためにも、ログインした日は何かメッセージは送った方が良いでしょう。

２．盛り上がり過ぎたらどのように切り上げたら良い？

盛り上がりすぎてメッセージの切り上げるタイミングがわからない時ってありますよね。

友達なら「もう寝よう」とか言えますが、会ったこともない女性だとそういう提案もしにくいですよね。

夜にやり取りが盛り上がってやめ時がわからなくなったら、相手の返信に既読を付けずにおいて、寝落ちしたようにみせて、次の日の朝に返信してはどうでしょうか。

朝は忙しいのでやり取りを続けようがなく、お相手も「寝落ちなら仕方がないか」と思う方が多いと思います。

■やり取りして１週間経った時のデートの誘い方

１．デートの切り出し方例文

２．オンラインデートも選択肢に入れると誘いやすいし写真詐欺も見抜ける

コロナの影響で、多くのマッチングアプリにビデオ通話機能が搭載されました。

ほとんどの場合、初回でできる通話時間は、15分だけなので、間が持てないということはありませんし、一度ビデオ通話で話してしまえば、デートによりお誘いしやすくなると思います。

ビデオ通話をすることで、相手の女性が写真詐欺なのかどうかも事前に分かりますよ。

あとは、こんな時代なので、食事以外の選択肢を出すことで「気遣いができる人だな」という印象を与えることができます。

基本は、初デートでは、ランチかお茶にしておいて、「渋谷でランチかお茶でもいかがでしょうか？○○さんさえよければ夜ご飯でも大丈夫です」と複数の選択肢から女性が選べるように提案してはどうでしょうか。

お店を決めるときも日程を決めるときも、2～3つの選択肢を提示して、女性が選べるようにしましょう。

次に具体的なメッセージの流れをお伝えしますね。

３．初デートに誘う具体的なメッセージの流れ

４．デートは一週間以上前に誘う

男性は何の悪気もなく当日や前日にデートに誘う方がいますが、女性は先々の予定を決めておく方が多いのです。

夜ご飯を作って準備している可能性ももちろんあります。

そのため、できれば、デートは一週間以上先の日程でお誘いするようにします。

突然お誘いすることが失礼と考えている女性が多いと思っておきましょう。

また、女性からすると、「当日や前日の急な誘いは他の女性から断られたのかな」「暇つぶしなのかな？」と勘ぐってしまう可能性もあります。

それに、女性には、行く場所、行くお店によって準備をする必要があり、それにも時間が必要なのです。

例えば、

• デートするお店が駅から少し歩くのであればあまりヒールが高いと歩きにくい
• 焼き鳥、焼き肉のように煙が出るお店にオシャレな服では行きたくない（どんなに美味しいお店だとしても）

などですね。

日曜日に次の日曜日の予定を聞いてデートに誘うぐらいなら、暇つぶしとは思われないかもしれませんが、水曜日にその週末にデートに誘うのは急すぎます。

仕事でも「明日か明後日打ち合わせをしたい」って言ってきたらよほど近い関係じゃないかぎりスケジュールへの配慮が欠けていると思いませんか？

もし、3日後とか近い日程になるのであれば「近い日程で恐れ入りますが」みたいに一言添えて誘ってはいかがでしょうか。

会うのが2～3週間先ならその段階でお店を決めなくてもいいかもしれませんが、行くお店の候補は7日前には女性に提案しておくようにしたいです。

これも、お相手の女性が準備しやすいようにという配慮です。

デート調整のやりとりも日程だけ決めて、お店は後日考えるとかあると思います。

最後に「また連絡しますね」を付けておくと、女性も待っていれば連絡来るんだなと思って安心するのです。

■「何が食べたいですか？」と女性に丸投げするのはNG！

「何が食べたいですか？」と良かれと思ってすべて相手にゆだねても、相手の女性に丸投げと受け取られることもあるんです。

デートのお店を探して決めるって労力がかかりますよね。

丸投げはその労力を全て相手に押し付けているのと同じなのです。

逆に「何が食べたいですか？」と聞いて女性に「なんでもいい」って言われてもノーヒントでお店を探すって困りませんか？

１．デートに行くお店に迷ったら「和食」か「イタリアン」

お店に迷ったら「和食かイタリアン」にするのがおすすめです。

和食とイタリアンならどの都道府県のどのエリアでもだいたい何かしらお店はあると思います。

イタリアンが好きな女性は多いですし、おしゃれな雰囲気のお店が多いです。

でも、実は「イタリアンだけで他の選択肢がない」というのが良くないのです。

イタリアンだけしか選択肢を出さない場合、「女ならみんなイタリアンが好きだろう」という女で一括りにしている感じが雑な印象を与えかねないんです。

相手の好きなものを知ろうとする気遣いも感じません。

そこで選択肢に和食も追加し、「和食かイタリアンはいかがですか」と聞くのがおすすめなのです。

あとは女性の反応を見て、グルメ検索サイトでお店を探して3つぐらい提案してあちらに選んでもらうようにしてはどうでしょうか。

調べ方は前述のカフェの探し方と同じです。

２．女性に「大事に扱われていない」と感じさせるお店の例

お互いを知る段階ならば、お店選びで冒険する必要はありません。

もちろん、女性側からこれらのお店にデートに誘われる分には問題ありませんが、男性にこれらのお店にいきなり誘われた場合、女性側は「大事に扱われていない」と感じます。

ラーメン屋はどんなにおいしくても、長居できるお店ではないためデート向きではありません。

ラーメン屋は、お付き合いしてから誘ってください。

３．初回デートは女性におごろう

無理に高いお店に行く必要はないと思いますが、初回は女性の食事代も全額出してください。

「デートの費用は男性が出すべきか」という問題は、賛否両論あるかもしれませんが、予算に無理のないお店選びをして、全額おごってあげましょう。

そうすることで、女性からの好感度を上げることができますし、「大切にしてくれる」と女性に感じさせるとても良い方法です。

ちなみに、スタバやドトールのようなコーヒーチェーン店だと、奢るにしてもお会計が先なのでスムーズに奢ることができません。

コメダ珈琲や星野屋珈琲はテーブルで注文して、後からお会計なので、奢りやすいです。

４．お店の提案方法の例文

以下にお店の提案方法の例文を掲載します。

５．初デートのお店の価格帯はいくらぐらいがよい？

2019年にマッチングアプリのDineが行った調査によると女性が初デートで希望するお店の平均（一人当たりの予算）が6,100円だそうです（ちなみに男性の初デートで希望するお店の平均予算は4,600円。）。

そのため、夜ご飯であれば1人5,000〜6,000円ぐらいが一つの目安ではないでしょうか。

こちらのページより引用

ちなみに、私が初回デートにおすすめするランチやカフェのデートなら、1人1,000～2,000円ぐらいが目安ですね。

先述していますが、基本的に初デートは男性側がご馳走するつもりでいた方がよいと思います。

ただ、あまり高いお店をご馳走になると、断りにくいし、気を遣ってしまいますので、「そこまで気を遣わないお店の方がいい」という女性もいます。

そこで、お相手の女性に提示するお店の選択肢をそれぞれ違う価格帯にし、女性側に選んでもらうのがおすすめです。

６．初デートの待ち合わせ場所（都市部の方向け）

マッチングアプリだとデートの約束をしているのに相手がすっぽかすことも結構あるんです。

お店に集合したのに相手から連絡がなく、アプリを開いたら相手のプロフィールが「この会員は退会済み」と表示されるというケースなどもあります（おそらくブロックされています）。

「待ち合わせです」と店員に言って先に入って待っていたお店で相手がすっぽかしたため、仕方なく一人で食事して帰ったなどという悲惨な話を女性から毎年聞くんです。

前日に電話しているのにも関わらず、そんな扱い受けたという女性もいました。

お店より駅で集合の方がおすすめな理由は、この最悪の事態を回避するためです。

ちなみに、相手を待つ場所は、駅ビルや商業施設の入り口や駅中の本屋など、

• 分かりやすい（伝わりやすい）
• 雨が降ってもぬれない
• 人が多すぎない
• 待っている間の時間を潰せる

などの条件を満たす場所がおすすめです。

７．初デートの待ち合わせ場所（地方の方向け）

車社会の地方の場合、ショッピングモールで待ち合わせがおすすめです。

知らない人の車に乗ることは警戒する方も多いので、車で迎えに行くというのはお勧めしません。

広い駐車場があるショッピングモールがおすすめですね。

８．前日に必ずデート確認の連絡をしよう

初デートの前日になったら「明日はよろしくお願いします。」とデート確認の連絡をしましょう。

前日の連絡があると、「気遣いができる方だな」という印象を女性に持ってもらえますし、前日の段階でもし相手の女性と連絡がつかないのならドタキャンされることを警戒することもできます。

また、この連絡と併せて、

• 「赤いスマホを持っています。」
• 「写真と同じ服で行きます」

など、自身の目印になるような持ち物を伝えておくと良いでしょう。

■オススメのLINE交換のタイミングは「リアルで会ってから」

そもそもLINEは、個人情報ですよね。

女性は、個人情報を教えずに会えるからマッチングアプリを使っているわけで、よく知らない男とLINE交換はしたくありません。

男性はさっさと個人情報を交換して退会したいと思うかもしれませんが、女性は無料でマッチングアプリを利用し続けられるので（ほとんどのマッチングアプリが女性無料）、コスト面でもマッチングアプリでメッセージすることに負担はありません。

よく「今月で有料プラン終わるからLINE交換しませんか？」とか言ってLINE交換を提案する男性の話を聞くのですが、女性からしたら自分の節約のために個人情報提供を依頼しているようで、勝手な印象しかないのです。

「安心な人だ」と認識する前の男性からのLINE交換の申し出は女性を不安にさせ、嫌われるだけと思っておいてください。

私の感覚ですが、2015～2017年ごろってマッチングアプリで知り合って会う約束をしたタイミングでLINE交換や電話番号を交換している男女が多かったように思います。

その頃は、まだマッチングアプリを利用したことがある人が少数派で、使っている人も新しいものが好きで警戒心があまりなく好奇心旺盛な方が多かったようにも思います。

ネットで他人とつながることに抵抗がない方が利用していたのがその頃です。

実は、婚活サービスが広告を出せるようになったのって2014年ぐらいからなんですよ。

2015年ぐらいまで結婚相談所も、婚活パーティーも、マッチングアプリも利用者数は同じぐらいだったんですけど、2016年あたりから他の出会い方を引き離してマッチングアプリの利用者が伸びてます。

2017年にペアーズが渋谷の街頭ビジョンで広告を出しました（関連記事はこちら）。

今一番使われている「出会うためのサービス」は「マッチングアプリ」で、婚活パーティなどの他の出会い方と比較して倍の利用者がいるんです。

以前は、「ネットで他人と繋がることに抵抗がない方」が多く利用していたマッチングアプリも、今は、利用者急増にともない、「ネットの出会いに抵抗がある人」も警戒しながらマッチングアプリを使っているのです。

マッチングアプリ内で通話できる機能も搭載されて、プライベートそのものであるLINEをわざわざ交換しなくてもやれることが増えたため、女性のことを気遣うのであれば、その方とお会いした時にLINE交換を申し出た方が良いでしょう。

相手の女性が「この男性は私に興味がなさそうだな」と思ってしまうと、他の男性の方が優先順位高くなってしまうため、その前にはLINE交換を提案して良いと思います。

LINE交換は初対面を逃すとやりにくくなるので、できれば初対面の時に申し出た方が良いですね。

ただ、デートで会う前にLINEを交換するのは、早いなという感じです。

■本名はどのタイミングで聞くべき？

デートの時に、「私は○○です」と自分の名前を伝えれば、お相手の女性も教えてくれると思います。

「本名を教えてください」と先にお相手の名前を聞くよりも、先に自分の情報を開示するという姿勢が大事です。

絶対にマッチングアプリの中で聞かない方がいいですよ。

■初デートの服装は？ジャケットは着用すべき？

しかし、服のブランドよりも、男性に気を付けて欲しいのがサイズ感です。

自分の体型にちょうど合った服を着ているかどうかが重要なので、デートに来ていく服は、必ずお店で試着して、店員さんなどの第三者に見てもらってサイズ感を確認してもらいましょう。

私が見る限り、デートでうまくいっていない人には、ブカブカの服を着ている方が多いんですよ。

ビックシルエット（あえて大きめの服を着ること）も流行っていますが、流行じゃないブカブカスーツを着ている方が多いです。

黒もおすすめですが、ネイビーのジャケットもおすすめです。

ただし、ジャケットを着れば清潔感が出るわけではありません。

ジャケットを着ても、サイズ感が合っていないと清潔感はでないということに留意しましょう。

■服装よりも気をつけるべき「爪、フケ、ひげ、体毛、メガネ」

服よりも、爪、髪のフケ、髭、鼻毛などで、女性から「清潔感がないな」と思われているんです。

婚活がうまくいかない男性が考える「恋愛がうまくいかない原因」を聞いてみると、だいたいが

• 「俺のスペックが低いせいだ」
• 「女性が高望みするからだ」
• 「俺のコミュニケーション力がないからだ」

の３つの返答が来ます。

ただ、このような回答をする男性がデートでうまくいかない理由は、自身のスペックが低いとか、相手の理想が高いとかではなくて、ただ単純に清潔感がないからという理由であることが多いです。

１．爪はデートの前に適切な長さに切る

爪は、デートの前に切りましょう。

爪が長いと汚れも付きやすいです。

爪が長いのは清潔感を出す上で論外といえる状態です。

２．髪のフケはシャンプーを変えるなどで対策する

清潔感を出す上で髪のフケがでることも防ぎたい状態の一つです。

もし、お風呂に入って清潔にしたけど、まだフケが出てしまうという場合、もしかしたら、シャンプーの洗浄力が強すぎて頭皮が乾燥することによって出るのかもしれません。

若い男性は、皮脂分泌が多いので洗浄力が強くて乾燥することはないと思うのですが、若い時と同じシャンプーを使い続けていると、乾燥につながるかもしれません。

あらかじめ、自身の頭皮の状況に併せたシャンプーを探しておきましょう。

３．ヒゲはそりのこしをしないようにする

ヒゲは、マッチングアプリの写真が髭ありならそのままでもいいと思います。

ただし、ヒゲのそり残しは不潔っぽく見えてしまうため、デートに出発する前に鏡で確認しておきましょう。

「青ひげが気になるから脱毛した方がいいか」というご相談もあるのですが、どういう女性と結婚したいか次第です。

華やかなで人気がある美人がいいのならそういうところも気にした方がいいかもしれません。

でも、ヒゲが濃いから嫌という話は女性からあまり聞きませんね。

４．鼻毛、耳毛は出ないように処理し、デート前に再度確認しておこう

鼻毛は「見えるだけで生理的に無理」という話を女性からよく聞きます。

たった1本、たった2ミリでも、相手からしたら嫌うのに十分な理由になります。

絶対に鏡で鼻毛が出ているかを確認してから家を出てください。

コロナ禍でマスク着用が日常になり、リモートワークも増えたため、男性の中での鼻毛への意識はとても下がっているので確認を怠らないようにしましょう。

また、30代40代の方は、耳毛も伸びていないかも併せて鏡で確認してください。

５．メガネは女性と会う前にかならず拭こう

メガネに対する女性の意見で、

• メガネが汚い
• デザインがダサい
• 顔に合っていない形のメガネを着用している

などのネガティブな意見をよく聞きます。

「マッチングアプリの写真では分からなかったけど、会ったら眼鏡だけ派手な色で変だった」とかですね。

「メガネが汚い」の解決方法として、初デートには、メガネ拭きを持参して、女性と会う前にメガネをきちんと拭きましょう。

また、「メガネがダサい、似合っていない」の解決方法としては、眼鏡チェーン店のZoffの「バーチャル試着」という機能を使えば、スマホから自分に似合うメガネを探すことができるのでおすすめです。

Zoffのバーチャル試着はこちらから（スマホのみ対応のページです）。

■初デートで失敗しないための菊乃さんおすすめ本

女性と会う約束までできたら、「デートを成功させる」という道のりのスタート地点に立ったにすぎません。

その次はどうするといいか、デート前の準備がのっているお勧めの本をご紹介します。

１．はじめての男の婚活マニュアル

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「はじめての男の婚活マニュアル」は、結婚相談所のパートナーエージェントも監修に加わっている婚活のガイドブックです。

恋愛ノウハウの多くって、「〇〇な女性が脈アリ」「ホテルに連れ込むテクニック」「女性のHしてもいいサイン」とかすでにデートする相手がいるそこそこモテる男性向けのノウハウなので、そもそも会う相手がいない男性には実践しにくいものが多いです。

しかし、この本では、

• 「30歳過ぎた男性の実家暮らしは何か問題がある」と思われていることなどの女性側の意見
• デートのお支払いタイミングなどの超基本的なこと
• 女性との会話
• デート前の身だしなみ

などまで網羅されている出会い入門書といえるでしょう。

モテるテクニックというより、モテない男がやりがちな「やってはダメなこと」が網羅されている本です。

ちなみに、Amazonレビューを見ても「これで婚活成功しました」というレビューが多いです。

２．ゼロから始めるオクテ男子愛され講座

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「ゼロから始めるオクテ男子愛され講座」は、彼女いない歴＝年齢という男性にも対応している具体的にかかれている恋愛指南本です。

知り合いの結婚相談所の方もよく会員におすすめしていました。

この本もモテる男性になるための本というより、年齢＝彼女いない歴のモテ偏差値40の男性が偏差値50を目指す本です。

「自分からグイグイ行くモテる男性の真似をしなくていい」という点や、女性との対話の仕方が細かく書いてあります。

ちなみに著者のアルテイシアさんは、年齢＝彼女いない歴のオタク男子との出会いから結婚までの自分の婚活体験談をmixiで連載して人気となり、藤原紀香さん主演でドラマ化もされた「59番目のプロポーズ」の作者です。

３．LOVE理論

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この本に書かれている「大変じゃない理論」は秀逸です。

「女性は共感して欲しい生き物」というのは聞いたことがあるけど、共感って何をやったらいいか分からない男性は、多いと思うのです。

例えば、

1. お相手の女性「仕事は銀行の事務です」
2. 男性「そうなんだ。大変じゃない？」
3. お相手の女性「そうなんですよ。大変なんです。・・・（女性の話）・・・。」

と「大変じゃない？」というと女性が話は愚痴りはじめ、それを聞くだけで共感になるという理論です。

ちなみにこのケースで相手の女性に愚痴がない場合は「意外と大変じゃない？」というだけとのことです。

この本では、こういう理論がいろいろ紹介されており、内容が実践的なのです。

ちなみに、「夢をかなえるゾウ」の水野敬也の著書で、LOVE理論は漫画版もありドラマ化もされております。

女性が読んでも面白いといえる本ですね。

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