マッチングアプリの概要

本記事では、マッチングアプリのことを知らない方向けに、マッチングアプリの概要を説明しています。

■マッチングアプリの概要

「マッチングアプリ」とは、恋人や結婚相手を探す人同士をつなげるサービスを提供するアプリのことです。

 

マッチングアプリは、恋人や結婚相手を探すための手段として幅広い世代から注目されています。

当サイトが1,982人を対象にしたアンケートを実施したところ、93.5%の1,854人もの人がマッチングアプリを知っていました。

スマートフォンのアプリをダウンロードするだけで相手を探すことができるという手軽さから、利用者数も年々増加しています。

 

有名なマッチングアプリには、

などが挙げられます(当サイトで実施したアンケートで知っている人が多かった順)。

 

マッチングアプリでの恋活、婚活は、大まかに

  1. マッチングアプリをスマートフォンにダウンロード
  2. 新規登録をして、プロフィールを入力する
  3. 相手に求める条件を入力して、好みの相手を探す
  4. いい人が見つかったら「いいね!」を押す
  5. 相手も「いいね!」を押してくれたら「マッチング」という状態になる(相手が押してくれて、自分が「いいね!」を返す場合もある)
  6. マッチングした後、その人とアプリ内でメッセージのやりとりを行う
  7. デートなどをして親睦を深める
  8. 告白してお付き合いスタート

という流れで進められます。

■広義のマッチングアプリ

広い意味での「マッチングアプリ」は、

  • 人と人
  • 人と物
  • 人とサービスや情報

などをつなげる仕組みを持つアプリのことを指し、目的は恋活、婚活以外の場合もあります。

ただ、単に「マッチングアプリ」という場合、恋活や婚活用のマッチングアプリを指す意味で一般的に定着しています。

 

また、マッチングアプリといわれるものの中でも、iPhoneやAndroidのスマートフォン用のアプリが公開されていないサービスもあります。

その場合は、アプリではないため、マッチングアプリではなく、マッチングサービス、マッチングサイトと表現するほうが正しいでしょう。

 

広義のマッチングアプリ(マッチングサイト)の具体例として、以下が挙げられます。

1.商品を売りたい人と買いたい人をつなげるアプリ

  • メルカリ
  • ラクマ
  • minne
  • Etsy

2.他業種、会社経営者、取引相手候補など、ビジネス関連の相手と出会うことができるアプリ

  • yenta
  • 経営者マッチング
  • 社長メシ
  • fatch

3.お仕事をしたい人と頼みたい人をつなげるアプリ

  • Lancers
  • CrowdWorks
  • ビザスク

4.宿泊先を探している人と空室を有効活用したい人をつなげるアプリ

  • Airbnb

5.一緒にご飯を食べる人を探すマッチングアプリ

  • キッチハイク

6.保護犬猫と飼い主をつなげるマッチングサイト

  • OMUSUBI

7.家事代行マッチングサイト

  • タスカジ

■マッチングアプリによって、利用する目的が異なる

マッチングアプリは、利用する目的で分けると

  • 恋人を探す(恋活)
  • 結婚相手を探す(婚活)
  • その他(食事相手、デート相手、遊び相手などを探す)

の3つに大別されることが多いです。

 

多くのマッチングアプリ解説サイトが「恋活ならこのマッチングアプリ」「婚活ならこのマッチングアプリ」と、マッチングアプリを恋活用と婚活用に分けて解説しています。

ただ、お付き合いしていない状態の男女がいきなり結婚することはなく、恋人という関係になった後に、さらに関係が発展して結婚する人がほとんどです。

恋活と婚活が、明確に境界線が引かれた言葉ではないため、「恋活をしているから恋活用のマッチングアプリにしなければならない」「結婚相手を探しているから婚活マッチングアプリにしなければならない」ということではありません。

avatar

よしだ

当サイトに体験談をお送りくださったヨシさん(20代男性)の体験談を紹介します。

ヨシさんが利用したマッチングアプリは、Poiboyというアプリでした。

 

Poiboyは、どちらかというと婚活ではなく、「恋活マッチングアプリ」といわれています。

ヨシさんも結婚は視野に入れておらず、恋人探しとしてPoiboyを利用していましたが、マッチングしてお付き合いした女性は、結婚願望が強い女性だったのです。

 

結婚に対する価値観が異なったものの、その後、ヨシさんはその助成とお付き合いを開始しました。

ただ、お付き合いした後もその結婚に対する価値観の溝を埋めることができず、破局してしまいました(詳しい体験談はこちら)。

ヨシさんの体験談でもわかるように、恋活マッチングアプリといわれるPoiboyにおいて、自分が恋活として利用していたとしても、相手が婚活目的でアプリを利用していたという場合もあるのです。

そのため、マッチングアプリ自体が「恋活用なのか、婚活用なのか」を定義する必要はありませんし、「結婚を意識していないから恋活アプリを探す」ということも不要です。

マッチングアプリで見つけた相手が恋活をしているのか、婚活をしているのかをプロフィールやメッセージで確認し、自分に合った方にアプローチすることが重要なのです。

 

ここまで読んだ方は、「では、どのアプリを使っても同じなのではないか」と思われるかもしれませんが、マッチングアプリによって料金、特徴、機能、使いやすさなどいくつもの点で異なりますし、登録している会員も異なります。

 

例えば、ペアーズには登録していないけど、ゼクシィ縁結びには登録しているという「あなたにとってとても魅力的な会員Aさん」がいたとします。

ペアーズを登録しただけではAさんとマッチングすることはできませんし、会員情報を見ることもできません。

ゼクシィ縁結びに登録して初めてAさんにアプローチすることができるのです。

 

恋活、婚活などは気にせず、まずはフィーリングでいくつかのマッチングアプリを選び、使ってみることで(無料登録でも相手を探すことができます)、良い相手に出会う可能性が高まりますし、自分に合ったマッチングアプリを探し出すことできるでしょう。

 

次の項目では、もう少し踏み込んで、目的別に各マッチングアプリの特徴をご紹介します。

1.恋活・婚活マッチングアプリ

恋活・婚活マッチングアプリは、名前の通り、恋活、婚活を目的とするマッチングアプリです。

  • 希望の相手を探すときの絞り込み機能が充実している
  • 同じ趣味の相手を探すことができる
  • 価値観が近い相手を見つけることができる
  • 心理テストに答えていくと相性の良い相手を選んでくれる
  • メッセージのやりとりをせずにすぐにデートできる

など、アプリによって強みが異なります。

 

恋活・婚活マッチングアプリの例(利用者が多い順。当サイト実施のアンケートより。)

 

マッチングアプリ解説サイトが、「Omiaiは真剣な人が多いから婚活マッチングアプリです。」など、特定のマッチングアプリを「婚活向けである」「恋活向けである」などと断定して掲載している場合もあります。

しかし、「真剣な人が多い=婚活マッチングアプリ」という考えは強引ですし、そもそもOmiaiの運営会社が「恋活、婚活マッチングアプリ」と記載しているため、恋活でも婚活でもどちらでも利用可能なのです。

 

前でも触れていますが、恋活と婚活の境界は曖昧であるため、無理に分ける必要はありません。

そのため、当サイトでは、ネット上の評判などは気にせずに合わせて掲載しています。

 

その人が真剣に婚活しているのか、もしくは恋人を探しているだけで結婚は考えていないのかなどは、それぞれの人のプロフィールなどで確認しましょう。

2.公的書類の提出でステータスを証明できる婚活・恋活マッチングアプリ

先述の通り、恋愛や結婚に対する真剣さは人それぞれですので、恋活か婚活かでマッチングアプリを分類することは難しいです。

マッチングアプリ駆け込み寺では、より真剣な方が集まりやすいのではないかという推測のもと、「公的書類の提出でステータスを証明できる婚活・恋活マッチングアプリ」という分類でまとめました。

 

以下のマッチングアプリは、収入証明書、独身証明書などの公的書類を提出し、それをアプリ運営者が確認することでプロフィールの内容などを証明することができるマッチングアプリです(提出できる証明の数順)。

収入証明 独身証明 学歴証明
(卒業証明)
勤務先証明 住所証明 資格証明
Match.com
youbride
ブライダルネット
ゼクシィ縁結び
東カレデート
マリッシュ

これらのマッチングアプリは、各種証明書を提出することによって、自分のプロフィールを運営に証明してもらうことができます。

収入証明、独身証明の提出が可能なマッチングアプリは、恋活というよりも、結婚前提のお付き合いや結婚相手探しなどを目的としている(つまり婚活)方が多いアプリです。

 

ただ、「何歳ぐらいで結婚したいか」は人それぞれですので、これらのマッチングアプリが30代向けかといえば、そうではなく、20代でも40代でももちろん利用できます。

●女性が有料のマッチングアプリも真剣度が高い可能性がある

多くのマッチングアプリは、女性は無料で利用することができます。

それらのアプリにおいて、男性は、無料で利用できる機能もありますが(女性を探す、女性に「いいね!」を送るなど)、女性とマッチングした後、その相手とメッセージをして親睦を深めたいと思った時に、月額の料金を支払って有料会員になる必要があることが多いです。

 

そして、男性はお金を払っているため、ある程度真剣にマッチングアプリを利用していたとしても、女性は無料なので、そこまで真剣に恋活、婚活をしてくれないという事態も起こりえます。

 

そのような心配がある方、女性も真剣に取り組んでほしいという方は、以下の女性が有料のマッチングアプリも候補に入れると良いでしょう。

 

逆に、Tinderやtantanなど、「男性も無料でメッセージの交換ができるマッチングアプリ」もあります。

それらのマッチングアプリは、上記の真剣度の高いマッチングアプリとは逆で、もっと気軽に新しい出会いを探したいという方向けのアプリです(詳細は次項)。

 

ちなみに、東カレデートとDINEも女性が有料のマッチングアプリであるといえますが、「相手が有料会員であれば無料でメッセージのやりとりができる」という仕組みです。

そして、実質的に、「男性が有料会員で女性が無料会員の状態で利用する」という構造が成り立ちやすく、厳密には、女性有料のマッチングアプリとはいえません。

3.結婚相談所マッチングアプリ

結婚相談所マッチングアプリは、結婚相談所とマッチングアプリの中間のようなサービスを提供しているマッチングアプリ(もしくはウェブサイト)です。

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たかはし

2021年11月現在、アプリがある結婚相談所マッチングアプリは、ペアーズエンゲージのみで、その他のサービスではウェブサイトしかないため、「オンライン結婚相談所」と表現する方が正しいかもしれません。

アプリがあるペアーズエンゲージでは、本人確認書類や独身証明書などをアプリで撮影するだけで提出できるなど、アプリがあるからこそのメリットがありますが、ペアーズエンゲージ以外のオンライン結婚相談所でもブラウザを利用して同じようなサービスが受けられます。

結婚相談所マッチングアプリと従来の結婚相談所との大きな違いは料金で、従来の結婚相談所は入会金などの初期費用だけで10万円を超えるところが多い中、オンライン結婚相談所の初期費用は、1万円〜高くても数万円程度です。

また、オンライン結婚相談所には、お見合い料や成婚料などがありません。

 

オンライン結婚相談所では、毎月何人か紹介してもらうこともできますし、マッチングアプリのように条件を入力して自分で検索することもできます(契約するプランによります)。

 

恋活・婚活マッチングアプリと違う点は、本人確認書類の提出だけでなく、独身証明書の提出も必須であることです。

また、専属のコンシェルジュが、恋愛に関する相談に乗ってくれるなど、恋活・婚活マッチングアプリよりも手厚いサポートを受けられます。

 

ちなみに、どのオンライン結婚相談所も、成婚率の高さをアピールしていますが、結婚相談所における「成婚」とは、「婚姻届を提出して夫婦になる」ということではなく、「成婚退会(結婚を前提としたお付き合いをするために退会)する」ということなのです。

一般的な認識の「成婚率」とは異なる数字なので、騙されないようにしましょう。

婚姻届を出したカップルの数をアピールしているオンライン結婚相談所は、当サイトが探す限りではありませんでした。

5.様々な出会いを目的としたマッチングアプリ

先述のアプリよりも気軽な出会いを主な目的としているマッチングアプリもいくつかあります。

これらのマッチングアプリは、恋人や結婚相手を探すだけではなく、ビジネスの相手を探したり、飲み友達を探したりなど、様々な用途で利用することが可能です。

恋活、婚活マッチングアプリでは当然されている「既婚者の利用の禁止」という規約も、以下のマッチングアプリにはありません。

 

ただ、もちろん、恋活、婚活を目的としてこれらのマッチングアプリを利用することもできますし、「恋人ができた」という体験談もマッチングアプリ駆け込み寺に多数頂いています。

 

ちなみに、恋活、婚活を主目的としていない気軽な出会いが可能のマッチングアプリだからといって、若い人向けということではありません。

「Tinderは若い人向けのマッチングアプリ」と解説しているサイトもありますが、それは誤りで、Tinderは多くの年齢層で利用されているマッチングアプリです。

 

当サイトが行ったアンケートで、「使ったことがあるマッチングアプリは?」という質問の回答を20代以下の方と30代以上の方に分けて見比べてみました。

20代以下では、

  1. ペアーズ
  2. タップル
  3. Tinder
  4. with
  5. Omiai

の順に利用者が多く、30代以上では、

  1. ペアーズ
  2. Tinder
  3. Omiai
  4. タップル
  5. with

の順に利用者が多かったです。

むしろ若い人たちにとってはTinderの順位は低いという結果でした(tantanはリリースからあまり時間が経っていないため、まだ十分に認知されていないと考えられます)。

avatar

くらき

30代以上の人は、

  • そもそもマッチングアプリの利用率が低い(1409人中384人)
  • 利用しているマッチングアプリはペアーズがダントツで多い
  • などの傾向がありました。
  • 一方、20代以下の若い人は、
  • マッチングアプリの利用率が高い(573人中296人)
  • ペアーズが一番利用されているものの、他のマッチングアプリも利用者数が肉薄しており、様々なマッチングアプリが利用されいる

などの傾向がありました。

6.不健全なマッチングアプリ

マッチングアプリの中には不健全な出会いも可能なマッチングアプリがあります。

当サイトではそれらを「不健全なマッチングアプリ」として解説しています。

 

ここでいう不健全なマッチングアプリとは、

  • 出会い系アプリ
  • パパ活アプリ

などと呼ばれるものが当てはまります。

●出会い系アプリ

出会い系アプリとは、インターネット上で恋人、友達などを探すサービスです。

以前は、「出会い系サイト」といわれていましたが、今はアプリも存在するので出会い系アプリともいいます。

 

出会い系アプリは、ワクワクメールやPCMAXなど、古いものでは20年以上前から存在するものもあります。

出会う目的に規制があまりないため、恋人、セフレ、メル友、飲み友など、様々な目的で相手を探すときに利用されます。

また、アダルト掲示板などの健全とはいえないコンテンツがサイト内に含まれていることが多いです。

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ささき

ワクワクメールは、新規登録の画面に「※ワクワクメールは性行為目的の出会いを禁止しています」と書いていますが、利用規約を読んでみると、第16条(本サービス全般に関する禁止事項)において「売春や援助交際、法令若しくは公序良俗に反する行為」「一晩限りの関係を執拗に持ち掛ける行為」「性交渉を執拗かつ直接的に持ち掛ける行為」を禁じているだけでした。

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たかはし

PCMAXなんて、公式ブログで、「出会い系サイトの利用となると、最終目標は”オフパコを成し遂げる”ことだったりするのではないでしょうか。」と書いています。

公式もそう認識しているほど、出会い系とは「体の関係目的」の人たちが多いのですね(ここでいうオフパコとは、性交渉の意味です)。

マッチングアプリとは異なり、出会い系アプリは、従量課金制という料金体系であることがほとんどです(マッチングアプリは、月額料金を支払えば、追加料金なしでメッセージのやりとりをして相手と出会うこともできる「月額料金制」です)。

従量課金制とは、使った分だけ料金が発生するシステムで、例えば、

  • 相手のプロフィールを見る
  • プロフィールの写真を複数枚見る
  • メッセージを送る
  • 相手の掲示板を見る

などの行動を行った時に料金が発生します(厳密にいうと、予め購入したポイントを消費します。消費する行動は出会い系アプリによって異なります。)。

●パパ活アプリ

パパ活とは、大雑把にいうと、経済的に豊かな男性(30代~50代ぐらい)が、若い女性(10代~20代)と食事やデートをしてもらう代わりに、対価としてお金や金品を渡す行為のことをいいます。

パパ活アプリは、そのような関係の人を探したい男女をつなげるマッチングアプリです。

 

男性が若い女性と食事に行く、デートをするという行為や、それの見返りに金銭を支払うこと自体は違法行為ではありません。

しかし、パパ活では、時に、体の関係も含めて行われる場合もあり、体の関係によって金銭の授受を行うことは買春という違法行為です。

 

出会い系アプリ、パパ活アプリなどの不健全なマッチングアプリは、数多く存在しています。

また、実質的にはパパ活アプリ、出会い系アプリであっても、アプリストアや公式サイトでは「マッチングアプリ」と称している場合もあり、マッチングアプリに慣れていない方には見分けにくく、間違って利用してしまう可能性もあります。

例えば、パパ活アプリである「ペイターズ」の公式ホームページには、「マッチングアプリならペイターズ」と記載されています。

次回の記事では、混同されやすい「マッチングアプリ」と「出会い系アプリ」の違いを詳しく解説しています。